(2026年8月更新)最新のトレンド(フロントパッド人気の高まり・軽量EVA素材・エコ素材)や製品情報にあわせて、選び方のポイントと「剥がし方・貼り替え方」「よくある質問」を追記しました。
サーフボード、特にショートボードにはテール側にデッキパッドが貼られているのを見ることが多いと思います。
新しいボードを手に入れた時、自分のボードにデッキパッドが必要なのか、買うならどんなものがよいのか、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか?今回の記事では「サーフィン用デッキパッド」について、選ぶときのポイントや、貼り方を紹介していきたいと思います。

レオナなんとなくショートボードにはデッキパッドを貼るものだと思ってましたけど、フィッシュとか長さ的にはショートと変わらなくても貼ってないものもありますね?
仁そもそもデッキパッドがパフォーマンス重視のショートボードのために登場したものだからね、その前からあるロングやフィッシュには貼らないサーファーが多いんだよ。
レオナじゃあ今回はショートボーダー向けの記事になりますね。
仁まあ、基本的にはそうなるかな。でもロングやフィッシュ用のデッキパッドもあるから、自分のサーフスタイルに合わせて貼る貼らないを決めるのがいいと思うよ。
まずはデッキパッドの種類と役割をみていこう。
デッキパッドの種類
デッキパッドには大きく3つの種類があります。
・テールパッド テール側・後足用
・フロントパッド ボード中心部・前足用
・フルパッド(テール+フロント)
ボードの種類によっては「デッキパッドを貼らずにワックスのみ」が主流の場合もあります。
・ロング:基本的にはデッキパッドは貼らない。フルワックス。
・オルタナティブ系ボード(ミッド・フィッシュなど):基本はフルワックス、テールパッドを貼る場合もある。
・ショートボード:テールパッドを使用。前足側のグリップを強化したい人はフロントも貼る場合がある。
レオナショートだったらテールパッドを貼るのが基本、ってことですね。
仁それが主流だね。とはいえ上記はあくまで一般的な合わせ方なので、好みでいろいろ試してみてもいいと思うよ!
デッキパッドの役割
①グリップ力が増し、ターンの際などパフォーマンスが向上する
デッキパッドのメインの役割は、グリップ力の強化、サーフボード上で足が滑らないようにすることです。また、テール側には「キックテール(キック)」と呼ばれる盛り上がった箇所があり、鋭いターンの際にはステップバック(足の位置を後ろにずらす)して「キックテール」に足をかけ加重することで回転の軸を作ります。
レオナプロ選手のターンやエアーの写真見ると、確かに後ろ足をキックに引っかけている時がありますね。
仁ショートボードにデッキパッドが貼られているのはボードの動きが大きく鋭いターンやエアーをするからなんだよね。

②ドルフィンスルーの際に足を引っかけてボードを深く沈められる
ドルフィンスルーができるボードであれば、デッキパッドに足をかけることで深く沈められるので、波の大きな時も対応しやすくなります。
レオナこれも、ショートボードならではのメリットですね
仁むしろ我々週末サーファーはターンよりドルフィンスルーでデッキパッドにお世話になっているかもしれないな。
③足の位置の目安になる
サーフィンを始めたばかりであれば、足裏にデッキパッドの凸凹を感じられるようにテイクオフすることで、正しいスタンスが身につくというのもメリットの1つです。
レオナそういえば、初心者のころはショートボードでテイクオフしたら後ろ足がデッキパッドより前になってしまっていて、これじゃダメだ~!なんて言っていたかも。
仁前足側のスタンスの目安や、フットマークがつかなくてボードの保護になるからってフロント用デッキパッドを使用しているサーファーもいるよ。
④ワックスの削減
デッキパッド部分にはワックスを塗らなくてよいので、ワックス使用量を減らすことができます。
レオナテール部分のデッキパッドだけだと微々たる削減量ですね。
仁これはフロント用を貼った時のメリットだね。ワックスを塗る手間も省けるし、量も減らせる。

デッキパッドを選ぶ時のポイント
ECサイトでデッキパッドを探すときに商品概要として表示されているのは概ね下記の項目です。(サイトによって記載項目は異なります)
- タイプ(形状)
- サイズ(長さ・幅)
- キックテールの高さ
- アーチバー(アーチ)の形状・高さ
- グリッドパターン

仁それぞれどんな違いがあるのか、解説していくよ!
①タイプ/形状・長さ・幅
デッキパッドの中でも主流のテール側のパッドは、大きく分けて「分割型」と「一体型」の2タイプがあります。
「分割型」はパッドの位置を自分で調整することができ、様々なテール形状のボードに対応できます。3ピースが主流ですが、2ピースや5ピースなどもあります。
「一体型」はピースが1つのみで接着面が大きいので剥がれにくく安定感があります。ピースが分かれていないため、初めてデッキパッドを貼る方でも扱いやすいです。
仁どちらのタイプでも購入する際は自分のボードのサイズとデッキパッドのサイズをよく確認して選ぼう!
②キックテールの高さ
ターン等のパフォーマンス向上には、ある程度キックテールの高さのあるデッキパッドを選びましょう。25mm~30mm程度が目安です。 (ハイタイプや、ラージタイプ等の記載になっているものもあります)
レオナキックの高さにもいろいろあるんですね~。
仁アクロバティックなサーフィンを目指すならキック高めを選ぶかな。
③アーチ(真ん中の盛り上がり)の高さ
アーチに足の裏をかけられるので、横や斜めから踏み込んだ際のグリップ力が高まります。ショートボード向けのデッキパッドだと5~7mm程度あるものが多いですが、アーチのないフラットデッキの方がレール入れ替え時の反応が良くクイックなターンができると、好むプロもいます。アーチの形状もティアドロップタイプ(テール側が底辺の三角形)やコフィンタイプ(テール側が短辺の長方形)等があります。
④グリッドパターン
グリッドパターンとは、デッキパッド表面にある凹凸のことです。ダイヤモンド型はスタンダードで商品数も多いです。ダイヤのような形が立体的に並んでおり、縦・横・斜めのどの方向からでも力をかけやすい特徴があります。足の向きもスムーズに変えやすので、ターンのパフォーマンスアップにつながるでしょう。なお、十字のクロス型や、ノーズに対して並行の四角形が並ぶスクエアタイプ、ストライプタイプなどもあります。
レオナアーチとかグリッドパターンとか正直、違いが分かりません!
仁ざっくりアーチもグリッドも凸凹が大きい方がグリップ力が高くなると思えば間違いないよ。
アーチがありすぎると足の位置の素早い変更には向かないから、素早く細かいターンをするなら、フラットデッキを選ぶって感じかな。
このあたりはもう上級者になって、たくさんのボードを乗り比べないと分からない思うから、試乗ボードなどに貼ってあって気に入ったものがあればそれと同じにするとか、好きなプロサーファーのシグネチャーモデルにしてもいいし。
サイズが合っていればデザイン重視で選んでいいと思うよ。
レオナそうですね!やっぱり自分のボードをみて、ステキ!って思えるのが良いですもんね。
仁お気に入りのボードで楽しくサーフィンするのが一番!タイプ別にいくつかオススメデッキパッドを紹介するよ。
⑤素材と重さ(EVA素材が主流)
現在販売されているデッキパッドの多くは軽量で速乾性のあるEVA素材です。ボードの乗り心地への影響が少なく、湿気によるボードの傷みも軽減できます。同じEVAでも商品ごとに硬さや感触が異なり、硬めは安定感がある一方、ザラつきが強いものは素肌だと擦れることもあるので、口コミの質感評価もチェックしましょう。最近はnanazeroのように植物由来・リサイクル素材を使ったエコなデッキパッドも増えており、環境意識の高いサーファーから人気を集めています。
⑥粘着力(3M社製の接着剤が目安)
意外と見落としがちなのが接着面の粘着力です。粘着力が弱いと使用中に剥がれてバランスを崩す原因になります。「3M社製接着剤使用」と明記されている商品は粘着力に定評があるので、初めての方や貼り替えを避けたい方は商品情報で確認してから選ぶと安心です。
⑦カラー・デザイン
初心者のうちは、ボードと異なる目立つカラーを選ぶと海の上でも足の位置をすばやく確認できます。逆にボードのデザインを活かしたい方には、グラフィックが透けて見える半透明(クリア)タイプという選択肢もあります。まずは視認性の高い色から始めて、上達に合わせて好みのデザインに移行するのがオススメです。
タイプ別おすすめデッキパッド
ここからは具体的にタイプ別にオススメのデッキパッドを紹介していきます!是非自分に合ったのを見つけてくださいね!
①ショート用テールパッド(キック高め30mm・アーチ高め5mm)

しっかりグリップを得られるアクロバティックなサーフィンに対応できるタイプ、オクトパスはタコのように足にピッタリくっつくように、グリッドパターンにもこだわりのあるブランドです。
②ショート用テールパッド(キック高め・アーチ無し)

サーフアクセサリーブランド大手FCSのフラットタイプのデッキパッド。プロサーファーのシグネチャーモデルで、クイックな動きにも激しいリップやエアーにも対応できるタイプです。
③ショート用テールパッド 分割型(キック低め18mm・アーチ無し)

クイックなターンスタイル向き、デザインもミニマムでスタイリッシュです。nanazeroのデッキパッドは植物由来の素材を使用して作られているので、環境のことを考えるサーファーにもオススメです。
公式サイトが一番最安値保証をしているので、公式サイトで買うのがオススメです。
④フィッシュ向きテールパッド

これはフィッシュ向けでキックもアーチもないタイプです、ボードデザインを邪魔しない感じもいいですね。
⑤フロントパッド

nanazeroはフロントパッドも出しています。パフォーマンス向上と環境貢献が一緒にできるギアを選ぶのって、これからのサーファーという感じがしますね。
⑥フルパッド

11ピースのフルパッド、ロングやミッドにも貼れるタイプです。
ピースを選べばフィッシュやピンテールにも貼れそうです。
デッキパッドの貼り方
①サーフボードの表面の汚れや油分をしっかりふきとる
汚れや油分が残っているとはがれやすくなるので注意が必要です。汚れをふき取ったあと、ボードが乾いた状態で貼るようにしましょう。
②位置を決める
デッキパッドの位置は、デッキパッドのテールがリーシュカップのすぐ上になる場所が目安です。多くのデッキパッドはキックテールの真ん中にくぼみがあるので、それをリーシュカップに合わせると上手く貼ることができます。分割型の場合は、まずセンターパーツを貼ってから両サイドのデッキパッドの位置がサーフボードのレール形状に合うように広げて調整します。マスキングテープや水性ペン等で位置の目印をつけるのもオススメです。レールギリギリに貼ると接着面が湾曲していて剥がれやすくなるので、レールの2~3cm位内側が目安になります。
③接着面のシートをはがして貼り付ける
デッキパッドの端から少しずつ貼り付け、最後にしっかり押し付けましょう。
仁貼ってから海に入るまで、しばらく時間を置いた方がはがれにくくなるよ
デッキパッドの剥がし方・貼り替え方
中古ボードに古いデッキパッドが付いている場合や、摩耗して貼り替えたい場合は、次の手順で剥がします。
①ドライヤーで温める 接着剤が柔らかくなり剥がしやすくなります。ヒートガンを使う場合は当てすぎ(ボードの熱による傷み)に注意。
②端からゆっくり剥がす 力任せに一気に剥がすとボードの表面を傷めることがあるので、温めながら少しずつ剥がします。
③残った接着剤をワックスリムーバーで拭き取る 布にリムーバーをなじませ、円を描くように優しく拭き取ります。
④表面をきれいにして新しいパッドを貼る 油分・汚れを取り、完全に乾かしてから貼り付けます。貼った直後は剥がれやすいので、1日ほど置いてから海に入るのがオススメです。
デッキパッドのよくある質問(FAQ)
Q. 初心者でもデッキパッドは貼るべき?
ショートボードならぜひ貼りましょう。グリップ力の強化に加えて、後ろ足を置く位置の目安になるため、正しいスタンスが身につきやすくなります。スタンス矯正のためにフロントパッドを併用するサーファーも増えています。
Q. デッキパッドとワックスはどちらがいい?
役割は同じ「滑り止め」ですが、デッキパッドは一度貼れば塗り直しの手間がなく、ワックスのベタつきもありません。一般的にはテール側はデッキパッド、前足側はワックス(またはフロントパッド)という併用スタイルが主流です。
Q. 交換時期の目安は?
表面の凹凸がすり減ってグリップ力が落ちてきたとき、端が剥がれてきたとき、ひび割れが出てきたときが交換のサインです。サーフィン後に真水で砂や塩分を流しておくと寿命が延びます。
Q. 貼る位置はどこが正解?
テールパッドは「デッキパッドのテール側がリーシュカップのすぐ上」が基本です。センターフィンがあるボードなら、フィンのほぼ真上にキック部分が重なる位置が目安になります。フロントパッドはボードの重心(スイートスポット)を狙って貼りましょう。
まとめ
デッキパッドにはたくさんの種類がありますが、今回ご紹介したようなポイントを参考に、自分のサーフボードのデザインやサーフィンスタイルにピッタリのデッキパッドをみつけてくださいね。
レオナボードを見るだけで気持ちが上がるように、ボードのカラーやデザインに合わせたデッキパッドを選びたいです!
仁機能性はもちろん、デザイン性にもこだわったデッキパッドを選んで、自分だけのお気に入りのサーフボードでサーフィンライフを楽しもう。
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