サーフスケートは、サーフィンの感覚を陸上で楽しめる魅力的なトレーニンググッズとして、初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。
特にオーストラリアを始めとするサーフィン先進国では陸上トレーニングとして積極的に採用されています!
ただ、正直どのサーフスケートが自分に合っているのかを見極めるのは難しいところがありますよね。
そこで、悩めるサーファーの皆様へ!自分に合ったサーフスケートの見つけ方のポイントをご紹介します。
上達したいからこそ、あえて海に行かない…?
レオナ海に入った時特有のリラックス感、ストレス発散、仲間とのおしゃべり。
あれがたまりません。海、最高です!



確かに!でも、サーファーなら癒しを求めるだけじゃなくて
かっこいいライディング、したいよね??



かっこいいライディング…したいです!
毎日のようにサーフィンできる恵まれた環境であれば、海に通ってめきめき上達することも可能です。
でも、実際には「週末しかサーフィンに行けない」など制限ありきの方が大半ではないでしょうか…
そしていざ!海に行くと
・反復練習したくても同じ波は来ない
・そもそも波がない、またはコンディションが良くない
・混雑していて波が取れない
・ベテランサーファーとのパドル競争に負ける
などなど。壁にぶち当たります。
そんな状態だと、せっかくたまにいい波をゲットできても「テイクオフの後、どうすればいいの?」の練習がなかなかできません。ワンラウンドで10本乗れればバンザイ。でもたった10回の動作で上達できるほどサーフィンは簡単ではありませんよね。
そんな時こそ、サーフスケートの出番です!
サーフィンの上達にサーフスケートが欠かせない理由


サーフスケートはサーフィンの動きに特化した仕様となっているため、「サーフボードの上に立って板をコントロールするスキル」の向上に役立ちます。
反復練習が難しいサーフィンだからこそ、その感覚を陸上で繰り返し練習し、体に動きを覚え込ませ、楽しみながらサーフィンに必要な技術、筋力を向上させることがとっても重要です。同時に、目線の向き、体の開き方、荷重の変化による板の動き、これらもサーフスケートでのトレーニングの結果が必ず実践(海)で役立ちます。



サーフスケートを使った陸トレの方法は、こちらの記事に詳しくまとめているよ!


サーフスケートとは?陸で波に乗る感覚を再現する専用スケートボード
サーフスケートとは、フロントトラック(前輪の車軸)が大きく動く特殊構造をもったスケートボードのことです。普通のスケートボードのように地面を蹴らなくても、上半身と足元の体重移動だけで前に進み、板が左右に大きく傾きながら曲がっていきます。この動きが、波の斜面をボードで駆け上がり・駆け下りるサーフィンのライディングと非常によく似ているため、「陸で波に乗る板」「陸サーフィン用のスケボー」とも呼ばれています。
サーフスケボー・サーフスケートボード・陸サーフといった呼び方もすべて同じものを指します。英語では surfskate(サーフスケート)と表記され、海外では Carver や YOW といったブランド名がそのままジャンル名のように使われることもあります。
ひとことで言うと:サーフスケート=「ポンピング(地面を蹴らずに進む動き)とカービング(板を傾けて描く曲線ターン)に特化したスケートボード」。スピードやトリックではなく、サーフィンの体重移動を陸で反復練習するための道具です。
サーフスケートと一般的なスケートボードの違い
サーフスケートとスケートボードは、ぱっと見、違いがわかりませんよね。
でも実は乗り心地や用途に大きな違いがあります。
一番の違いはフロントトラックの構造。滑りの感覚が全く別物になります。
スケートボードは、板(デッキ)と車輪(ウィール)をつなぐ金具とトラックが固定されています。それによりトラックの可動域を狭くする分、スピードを重視したり、ボックスやレールの練習に適した構造になっています。
対してサーフスケートは、フロントトラックの可動域が広いため荷重により板が左右に傾く反応が良く、サーフィンのライディングに近い感覚を得られます。
| 比較項目 | サーフスケート | スケートボード | クルーザー |
|---|---|---|---|
| フロントトラック | 可動域が非常に広い専用構造 | 可動域が狭い固定的な構造 | やや広いが専用構造ではない |
| 得意な動き | カービング・ポンピング・ターン | オーリーなどのトリック・直進 | 移動・流すクルージング |
| ウィール | 大きめ・柔らかめ | 小さめ・硬め | 大きめ・柔らかめ |
| デッキ形状 | サーフボードに近い形が多い | 両端が反った左右対称が多い | 小ぶりで反りが浅い |
| サーフィン練習 | ◎ 最適 | △ 代用は難しい | ◯ 感覚づくり程度 |
| 価格帯の目安 | 20,000〜50,000円 | 10,000〜25,000円 | 12,000〜30,000円 |
表のとおり、サーフィンの上達を目的にするならサーフスケート一択です。逆に、オーリーやスライドなどのトリックを覚えたい・スケートパークで遊びたいという目的であれば、普通のスケートボードのほうが素直に楽しめます。
クルーザーとの違いは「曲がるための構造があるかどうか」
見た目が似ているためよく混同されるのがクルーザーです。クルーザーは大きめの柔らかいウィールを履いた「移動が快適なスケートボード」で、確かに普通のスケボーより曲がりやすいものの、フロントトラック自体は一般的な構造のままです。そのためポンピングだけで進み続けたり、レールを入れ替えるような深いターンを描いたりはできません。「サーフィンっぽい動き」を求めているなら、クルーザーではなくサーフスケートを選んでください。
サーフボードに対するサーフスケートデッキの長さの目安
| ショートボード | 30~35インチ前後 |
| ファンボード | 38インチ前後 |
| ロングボード | 40インチ前後 |
「サーフボードに対するサーフスケートデッキの長さの目安」は上記のとおりですが、最初は焦らず以下STEPの各ボードの乗り心地を参考にしつつ、スケートもサーフィンと同様にロングボードやファンボードも活用して、徐々に短い板(ショート)へ挑戦!がいいかもしれませんね。


初心者の方にはまずロングボードをおすすめします。
数あるボードの中でも、道のデコボコもあまり影響せず、リラックスした乗り心地が特徴です。約40インチ(約102cm)以上とデッキが長い分、バランスが取りやすく、安定感があります。
安定感の分、ターンの際にはしっかりと荷重をかける必要があるため、膝を落として重心を低く保って練習しましょう。それによってサーフィンに近い体重のかけ方が身につきやすく、基礎練習を積むことができます。
ロングボードはサーフィンに近いスタンスを取りやすいため、初心者の陸トレに最適です。
なお、初心者の方に限らず、自身の体格に合わせて(例:肩幅広めの方など)スタンスが取りやすいロングボードを選択するのも良いでしょう。
STEP1をクリアした!またはSTEP1では物足りない…逆に大きくて持て余す…などの場合には、安定性・操作性のバランスがよいファンボードをチョイスしましょう。
長さは約38インチ(約97cm)で、ロングボードより小回りが効き、後述のショートボードよりも安定性が高いのが特徴。
ロングボードとショートボードのいいとこどりで、汎用性が高いのもメリット。
サブボードとしてもおすすめです。
基礎から技の練習まで、幅広く使えるものが欲しい人に適しています。
STEP1~2をクリアした!または直角なリッピング(をイメージした)練習がしたい!などのレベルの方にはショートボードが最適ですね。約35インチ(約89cm)以下のデッキが短いタイプとなります。
小回りが効きやすく、アクションの練習に役立ちます。
なお、ショートボードも種類によって初心者の練習に対応しているものもあります。また、リッピングの練習に限らず、自身の体格に合わせて(小柄な方やお子さんなど)スタンスが取りやすいという理由でショートボードを選択するのも良いでしょう。



サーフスケートの上に立ったときのスタンス幅が「肩幅程度」になるといいとも言われているよ。



仁さん、サーフスケートの長さはイメージできたんですけど、何やらデッキの形が種類豊富だとかそうじゃないとか…



鋭いね!じゃあデッキについて、次で学んでみよう!
失敗しないサーフスケートの選び方|5つのポイント
サーフスケート選びで迷ったら、次の5つを上から順番に決めていくと迷子になりません。特に最初の一本では、「①目的」と「②サイズ」で8割が決まります。
| 決める順番 | チェックする内容 | 初心者へのおすすめ |
|---|---|---|
| ① 目的 | サーフィン練習か、街乗り・トリックか | サーフィン練習ならサーフスケート一択 |
| ② サイズ(長さ) | 身長・普段乗るサーフボードに合わせる | 31〜34インチが扱いやすい |
| ③ トラック | 可動域と硬さ。柔らかいほどよく曲がる | 硬め・ロートラックから始めると安心 |
| ④ 完成品かカスタムか | コンプリート品/パーツ組み合わせ | 買ってすぐ乗れるコンプリート品で十分 |
| ⑤ 予算 | 本体+プロテクター代も見ておく | 本体20,000〜30,000円が現実的なライン |
【身長別】サーフスケートのサイズ早見表
サーフスケートの長さはインチ表記です。短いほど小回りが利き、長いほど安定します。スタンス(足幅)が肩幅程度に自然と収まる長さが目安なので、身長から逆算すると失敗しにくくなります。
| 身長の目安 | おすすめの長さ | 乗り味の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 〜155cm(お子さま含む) | 29〜30インチ | 非常に軽快。取り回し重視 | 小柄な方・狭い場所で練習する人 |
| 155〜165cm | 30〜31.5インチ | 小回りと安定のバランス | はじめの一本に迷ったらここ |
| 165〜175cm | 31.5〜33インチ | しっかり踏める安定感 | ショート〜ミッドに乗るサーファー |
| 175cm〜 | 33〜36インチ | ゆったり大きなカーブを描ける | 高身長の方・ミッドレングス乗り |
| 安定最優先/ロング乗り | 38〜40インチ | デコボコに強く抜群に安定 | ロングボーダー・とにかく転びたくない人 |
迷ったら31インチ前後。短すぎると初心者はグラつきやすく、長すぎると自宅の周りで練習しづらくなります。普段ショートボードに乗っている方でも、サーフスケートはやや長めから入って徐々に短くするほうが上達は早い傾向があります。
サーフスケートのデッキとトラック
代表的なデッキの種類


サーフスケート選びでは、デッキのチョイスも大切です。デッキとはサーフスケートの板のことです。このデッキの種類によって乗り心地や向いている練習方法が変わるので、自分にあったものを選択しましょう。ただ、最初は詳しい先輩などに聞いてみるのがおすすめです。
| 代表的なデッキ 6種類 | 特徴 | 初心者視点 |
| フリースタイル | 長さがあり安定感があるタイプ | ★サーフスケート初心者向け (技の練習向きではない) |
| オールドスクール&プールデッキ | スピードを出した走行の練習用におすすめ | ★サーフスケート初心者向け (技の練習向きではない) |
| クルーザー | 気軽に波に乗っている感覚を味わえる。ショートボードからロングまで幅広いサイズが揃っている点も魅力的 | ★自分に合った板選びができる |
| フリーライド | 長さがあり、坂を使った走行に適している。ソフトウィールを使用するのがおすすめ | ある程度走行に慣れた人向け |
| ストリート | 操作しやすく、細かい動きの練習用におすすめ | 技を練習するレベルの スキルが必要 |
| ハイブリッド | コンパクトサイズなので街中でも使える種類。コスパが良く手軽に使える | デッキの長さの種類が少なく自分に合う板を見つけにくい |



トラックの構造に長さとデッキの種類…
どのサーフスケートを選ぶべきか…



サーフスケートにはそれぞれを自分でチョイスするカスタマイズ品もあるけど、こだわりが強くなければ、買ってそのまま使えるコンプリート品で十分楽しめるよ!
トラックの高さ・幅・硬さ
操作性・安定性に注目して、サーフスケートのトラックをセレクトしましょう。
トラックとは、デッキとウィールを繋ぐ金属パーツのことです。トラックは商品によって高さ・幅・硬さが異なるため、好みに応じて選択しましょう。


トラックの高さ
サーフスケートに慣れるまでは安定性を確保しましょう。高さはロートラックが狙い目。高さは56〜58mmほどで、可動域が狭いのが特徴です。ロートラックは動きすぎず、安定したライディングを楽しめます。
操作性を重視する場合は、ハイトラックを選びましょう。高さは60〜63mmほどで、可動域が広くなります。ハイトラックは小回りが効きやすいため、キレのあるカービングを決めたい人はぜひチャレンジを。
デッキとトラックの間に挟むライザーパッドを使うことで、トラックの高さを調整できますので、最初はローを選んで、滑り慣れたら高さを調整しましょう。
トラックの幅
サーフスケートに慣れるまでは安定性を確保しましょう。デッキの幅はトラックの幅に合わせます。基本的にトラック幅が広いほど、安定性が増します。ただし、デッキからはみ出てしまうと足がウィールに引っかかる可能性があるので注意しましょう。
操作性を重視する場合は、トラックの幅がデッキ幅よりもやや短いものを選んでください。わずかな体重移動に反応し、キレのあるターンを決められます。ダイナミックな動きにも対応。上級者はあえて短めにするのがよさそうです。
トラックの硬さ
サーフスケートに慣れるまでは安定性を確保するため、硬めを選びましょう。グラつきにくい硬めのトラックはバランスが取りやすく、初心者向きといえます。硬めのトラックで曲がるには板にしっかりと力を伝える必要があるため、正しく力強い荷重を練習したい人もぜひトライしてみてください。
操作性に優れたものであれば、やわらかめのトラックが適しています。やわらかいほうがカービングがきれいに決まります。ボードを操作する感覚を掴みたい人のトレーニングにもおすすめです。
トラックの硬さは、トラックの中央に入っているブッシュと呼ばれるゴムパーツの硬さを意味します。メーカーによって、硬さの表示が異なるため、しっかり確認しましょう。
初心者におすすめのサーフスケート |3メーカー| 6選


ここでは、おすすめのメーカーと商品を紹介したいと思います。



たまにお店で売られている安いサーフスケートもありますがどうなんですか?



基本的にはオススメしないな…結構雑な作りなものもあるし、そもそも売れ残りでウィールの回転良く無かったりするし



試乗って出来たりします?



あんまりやっているところは多くないし、試乗できてもめっちゃ狭いエリアだったりする。乗りに行くくらいなら、正直買っちゃった方が良いとは思うよ
◆おすすめメーカー①nanazero◆
nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish は、日本発のサーフブランド『nanazero』が開発したモデルです。サーフスケート初心者〜中級者が安全に乗れ、サーフィンの基本動作を練習できます。20,000万円以下で購入できてお財布に優しく、見た目もスタイリッシュなサーフスケートです。お部屋に置くだけでも気分があがります!
◇nanazeroのおすすめ 其の1:nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish
サーフィン初心者の陸トレ用に設計されたサーフスケートです。トラックの特徴としては、Carverより柔らかく、YOWより硬めです。


乗り心地の良さだけでなく、バンブー素材で環境問題にアプローチできるのはnanazeroサーフスケートの良いところ!
また、購入代金の1%が観環境保護団体に寄付されます。



nanazeroって最近有名になっていますよね



そうそう。元々は海外サーフボード工場から直接輸入で良質なサーフボードを安く販売していたブランドが出したサーフスケートだから安くても品質が良い



インスタでも良く出てきますよね



サーフボードって高かったり、サーフスケートも高かったから、コスパ大事にするサーファーにはありがたいよね、ほんと。
◆おすすめ②YOW (ヤウ)◆
YOWは、スペイン発のサーフスケートブランドです。滑らかなカービングが特徴で、サーフィンの動きをよりリアルに体感できます。また、軽量性・安定性・耐久性に優れています。
トラックが柔らかく柔軟に動くためやや中級者~上級者向きともいわれますが、種類が豊富で40インチのサイズ展開もあるため初心者からトライ可能です。
価格は40,000円台が主流ですが、25,000円前後のものも出ていますので、チェックしてみてください。
◇YOWのおすすめ 其の1:KONTIKI 34”
少し長めで幅広、安定感があるモデルです。しっかりとボードに荷重することを意識しながらターンの練習ができます。コスパの良さもGood。


YOW Kontiki 34″ surfskate – YOW Surfskate – Online Shop
◇YOWのおすすめ 其の2:YOW X PYZEL SHADOW 33.5”
東京オリンピック銀メダリスト!五十嵐カノアプロが使用しているサーフボードがPYZEL。そのPYZELがYOWのシグニチャーモデルとして登場させたのがこちら。
少しお値段高めですが、買っておいて間違いなし!


YOW x Pyzel Shadow 33.5 インチ サーフスケート – YOW Surfskate
◆おすすめ③Carver Skateboards(カーバースケートボード)◆
Carver Skateboardsは、サーフスケートの草分け的存在で、高い品質とサーフィンに近い動きが特徴です。他のサーフスケートよりフロントトラックの可動域は特に広く、前後左右に動きます。そのため、滑らかで自然なカービングが楽しめる板の中でも、更に深いボトムターンの練習が可能です。種類やデザインも豊富です。
また、WCTサーファーを広告に起用するなど、知名度・信頼度ともに高くなっています。
ただ、価格が50,000円前後とお値段が張るため、最初の1本としては手が出しにくいかもしれません。でも、いつかは挑戦したいブランドですね。
◇Carver Skateboardsのおすすめ 其の1:Super Slab 31.25”
最もオールラウンドに使えるのがこのSuper Slab。 スタイリッシュ、パフォーマンス志向どちらにも対応できるCARVERのモデル。
迷ったらこれを選んでおけば間違い無いでしょう。


カーバー 31.25 インチ スーパー スラブ サーフスケート コンプリート CX – カーバー スケートボード
◇Carver Skateboardsのおすすめ 其の2:SUPER SURFER SURFSKATE C7 COMPLETE 32″
少し短めではありますが、ツインフィッシュなどのツインフィンに乗っているサーファーに是非おすすめなのが、SUPER SURFER SURFSKATE C7 COMPLETE 32″です。
カービング系のサーフィンを練習するならこのタイプがおすすめです。
◇Carver Skateboardsのおすすめ 其の3:Green Room 33.75”
高身長の方や、初心者サーファーにおすすめなのがGreen Room。 長さがあり、普段ミッドレングスを使用している、または安定したライディングをしたいサーファーにおすすめです。


カーバー 33.75 インチ グリーンルーム サーフスケート 2022 コンプリート CX – カーバー スケートボード
人気サーフスケートブランド比較|Carver・YOW・nanazero ほか


サーフスケートはブランド=トラックの個性と言ってよいほど、メーカーごとに乗り味が変わります。主要ブランドの傾向を一覧にまとめました。
| ブランド | 国 | トラックの特徴 | 価格帯の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| Carver(カーバー) | アメリカ | 可動域が最も広く、深いターンが可能。C7とCXの2種類 | 35,000〜55,000円 | 本格的にボトムターンを磨きたい人 |
| YOW(ヤウ) | スペイン | 柔らかくヌルッと動く。サイズ展開が豊富 | 25,000〜45,000円 | 滑らかなカービングを求める中級者以上 |
| nanazero(ナナゼロ) | 日本 | Carverより柔らかくYOWより硬い中間セッティング | 18,000〜25,000円 | コスパ重視の初心者・最初の一本 |
| SmoothStar(スムーススター) | オーストラリア | 前足の踏み込みで反応する独特のトラック | 40,000〜60,000円 | ショートボードのリッピング練習 |
| Slide(スライド) | スペイン | 扱いやすくマイルド。入門機が豊富 | 20,000〜35,000円 | はじめてで転倒が怖い人 |
| Globe / Long Island ほか | 各国 | クルーザー寄りで価格が控えめ | 12,000〜25,000円 | 街乗りと兼用したい人 |
CarverのC7とCXはどっちを選ぶ?トラックの違いを比較
カーバーを検討すると必ずぶつかるのが「C7とCX、どっちを買えばいいのか」という壁です。同じデッキでもトラックが違えば別物と言っていいほど乗り味が変わるので、ここは必ず理解してから購入してください。
| 項目 | C7トラック | CXトラック |
|---|---|---|
| 構造 | スプリング+ピボット(回転軸)方式 | 反発の強いバネ入りの簡易構造 |
| 可動域 | 広い。ヌルッと大きく振れる | 狭め。キビキビ戻る |
| 得意な動き | ロングボード的な伸びのあるカービング | ショートボード的な鋭いリッピング |
| スピード | 低速から楽に動かせる | ある程度スピードがあると気持ちよい |
| メンテナンス | パーツが多くやや手間 | シンプルで手間が少ない |
| おすすめの人 | ロング・ミッドレングス乗り/ゆったり練習したい人 | ショートボード乗り/アクション練習をしたい人 |
初心者がサーフィンの基礎(ボトムターンからトップターンへの体重移動)を身につけたいならC7、すでにテイクオフから横に走れていて鋭いターンを覚えたい段階ならCX、という選び分けが分かりやすい基準です。
サーフスケートの価格相場|安いモデルを買っても大丈夫?
サーフスケートは可動トラックという特殊機構を積んでいる分、同クラスのスケートボードより価格は上がります。価格帯ごとの中身の違いを整理しておきましょう。
| 価格帯 | 中身の目安 | 評価 |
|---|---|---|
| 〜10,000円 | 汎用トラックにサーフ風デッキを載せただけの製品が多い | △ ポンピングが効かず練習にならないことも |
| 15,000〜25,000円 | 専用トラック搭載のエントリーモデル。ベアリングは標準的 | ◎ 最初の一本として十分な性能 |
| 25,000〜40,000円 | 有名ブランドの主力モデル。デッキ素材・ウィールの質が上がる | ◎ 長く使うならここ |
| 40,000円〜 | Carver C7・SmoothStarなどのハイエンド | ◯ 上達してから買い替えでも遅くない |
結論として、1万円を切る激安モデルはおすすめしません。見た目は似ていてもフロントトラックの可動域が足りず、肝心のポンピングやカービングができないケースが多いためです。また、長期在庫でウィールやベアリングの回転が落ちている個体もあります。「安く抑えたい」場合は、激安の無名品ではなく国内ブランドのエントリーモデル(18,000〜25,000円)を狙うほうが確実です。
本体以外にかかる費用:ヘルメット3,000〜8,000円、プロテクター(手首・肘・膝)3,000〜6,000円、交換用ブッシュ1,500〜3,000円。合計で本体+1万円程度を見ておくと安心です。
初心者の練習メニュー|最初の1か月でやること


買ったその日からいきなりカービングを決めようとすると、ほぼ確実に転びます。サーフィンの上達につなげるには、「立つ→進む→曲がる→つなげる」の順で段階を踏むのが最短ルートです。
| 時期 | 練習メニュー | できるようになる状態 |
|---|---|---|
| 1週目 | スタンス確認・押して進む・止まる練習 | 肩幅スタンスでまっすぐ5秒乗れる |
| 2週目 | ポンピング(蹴らずに進む) | 20mを蹴らずに進める |
| 3週目 | 左右へのカービング(板を傾けるターン) | S字を描いて進み続けられる |
| 4週目 | 深いターン・目線と上半身の連動 | 膝を曲げて低い姿勢でターンできる |
サーフィンに直結させる3つの意識
①腕ではなく足元で板を走らせる:上半身を振り回すクセがつくと、海でも同じ動きが出てボードが失速します。板が返ってくる力を足裏で感じ取り、荷重と抜重で加速する感覚を優先しましょう。
②目線を進行方向の先に置く:足元を見ているとターンが小さくなります。サーフィンで「次に当てたい波の場所」を見るのと同じで、行きたい方向へ先に目線を送るとボードが自然についてきます。
③膝を曲げて重心を低く保つ:腰から折れるお辞儀姿勢はサーフィンでもっともよくある失敗です。陸トレの段階で正しい姿勢を体に入れておくと、海での修正コストが大きく下がります。
やりがちな3つの失敗
失敗1:いきなり短い板を選ぶ — 見た目のカッコよさで29インチ台を選ぶと、初心者にはグラつきが強すぎて練習になりません。
失敗2:坂道で練習を始める — スピードのコントロールを覚える前に坂に入ると、止まれずに大ケガをします。まずは完全な平地から。
失敗3:ネジのゆるみを放置する — 可動部があるぶん、乗るたびにトラックのネジは少しずつゆるみます。急に不安定に感じたら、まずネジのゆるみを疑ってください。
サーフスケートの練習場所
サーフスケートを行う場所は、可能であればスケートボードパークで練習するのが理想です。
近所にボードパークがなければ、できるだけ交通量が少なく、路面が滑らかな場所、例えば川沿いの歩道などの河川敷が狙い目です。腰原面ツルの壁が連なっている場所が実は数多くあります。
平地でのライディングに慣れたら、腰原面ツルの壁を使って、よりサーフィンに近いトレーニングを重ねましょう。
サーフスケートには転倒や衝突のリスクが伴うため、安全対策が欠かせません。頭部や関節を保護するヘルメットやパッドを着用しましょう。ケガをしてしまって「サーフィンに行けない!」となってしまっては元も子もありませんからね。
サーフスケートのよくある質問(FAQ)
Q. サーフスケートと普通のスケボーの一番の違いは何ですか?
A. フロントトラック(前輪の車軸)の構造です。サーフスケートは前輪側の可動域が非常に広く、地面を蹴らなくても体重移動だけで進み、板を大きく傾けて曲がれます。普通のスケートボードは車軸が固定的で、直進の安定性やオーリーなどのトリックに向いた構造です。見た目は似ていても、走り方はまったく別物です。
Q. サーフスケートとは何ですか?初心者でも乗れますか?
A. サーフィンの体重移動を陸上で再現するために作られた専用スケートボードです。スケートボード未経験でも乗れますが、独特の揺れに慣れるまで数日〜数週間かかります。まずは平らで広い場所で、押して進む・止まるという基本から始めれば、多くの方が2〜4週間でカービングの感覚をつかめます。
Q. サーフスケートのサイズは何インチを選べばいいですか?
A. 身長165〜175cmなら31.5〜33インチ、175cm以上なら33〜36インチが目安です。迷ったら31インチ前後を選ぶと扱いやすく失敗しにくくなります。安定性を最優先したい方やロングボーダーは38〜40インチも選択肢になります。短いほど小回りが利き、長いほど安定します。
Q. CarverのC7とCXはどちらがおすすめですか?
A. サーフィンの基礎となる伸びのあるカービングを練習したいならC7、ショートボードのような鋭いリッピングを練習したいならCXが向いています。C7は可動域が広く低速でも動かしやすいため初心者の基礎練習向き、CXはキビキビ戻る反応でスピードが乗ったときに気持ちよく決まります。
Q. 1万円以下の安いサーフスケートでも大丈夫ですか?
A. おすすめしません。1万円を切るモデルは汎用トラックにサーフ風のデッキを載せただけの製品が多く、フロントトラックの可動域が足りずポンピングやカービングができないことがあります。安く抑えたい場合は、国内ブランドのエントリーモデル(18,000〜25,000円)を選ぶほうが確実です。
Q. サーフスケートだけでサーフィンは上達しますか?
A. 体重移動・目線・姿勢といったライディングの土台は陸上で確実に磨けますが、パドリングやテイクオフ、波を読む力は海でしか身につきません。サーフスケートは「海に行けない日の反復練習ツール」と位置づけ、海での実践と組み合わせることで効果が最大になります。
Q. サーフスケートはどこで練習すればいいですか?公道でも乗れますか?
A. 理想はスケートパークです。近くにない場合は、交通量が少なく路面が滑らかな河川敷の遊歩道などが向いています。ただし公道での走行は道路交通法上のリスクがあり、歩行者の多い場所や車道は避けてください。傾斜や段差のない平らな場所から始めるのが安全です。
Q. プロテクターやヘルメットは必要ですか?
A. 必要です。サーフスケートは転倒時に板が横に飛びやすく、手首や肘を痛めるケースが少なくありません。ケガでサーフィンに行けなくなっては本末転倒なので、慣れるまではヘルメットと手首・肘・膝のパッドを着用してください。予算は合計6,000〜14,000円程度が目安です。
まとめ
サーフィンは反復練習がとてもむずかしい分、逆に反復練習さえできれば誰でも中級者以上にステップアップできます。
仮に、週に一回のサーフィンで10本の波に乗って毎回10秒のロングライディングができたとして、1日たったの100秒、1ヶ月で400秒、1年かけても1時間半にも届きません。
ところが、サーフスケートなら1日で1時間半の練習をすることができます。1年分をたったの1日で…!
サーフスケートさえあればどんどんサーフィンの反復練習ができて、サーフィン30年分の反復練習をたったの1~2か月で習得することも可能なのです。
上達したらあんな波に乗りたい、あのポイントに入りたい、こんな国にトリップしたい。夢は尽きません!
いかがでしたか?これはもう、やるしかないのでは…!
まずはとにかく、楽しみましょう!



サーフスケートの反復練習はとっても有効なんですね!



どの分野においても、上達には「1万時間の法則」が例に出されるほど、コツコツ努力を積み重ねることは大事だからね!



隙間時間のサーフスケートでコツコツ努力して、週末のサーフィンをこれまで以上に充実させます!



安全第一で、焦らず徐々にスキルアップしていこう!
あわせて読みたい関連記事
- ボトムターン&トップターンのコツと練習方法|サーフスケートで身につけた体重移動を、海でそのまま活かすための解説
- カットバックのやり方|パワーゾーンに戻るコツ|カービングの延長線上にある技。陸トレとの相性が抜群
- サーフィンの陸トレ・筋トレメニュー|サーフスケートと組み合わせたい体幹・パドル強化
- サーフィンは週1でも上達する!練習法|海に行けない日の使い方で差がつく
- サーフィンのスタンス|レギュラーとグーフィーの見分け方|サーフスケートに乗る前に確認しておきたい前足の決め方
- サーフボードの種類と初心者の選び方|陸トレと並行して選びたい海での相棒




















