サーフィンの波の名前一覧|部位・種類・サイズ・白い部分の呼び方を図解【2026】

(2026年9月更新)サーファーの会話に出てくる波の名前は、実はそれほど多くありません。この記事では、サーフィンの波の名前を「部位」「種類・コンディション」「場所」「サイズ」「動作」の5つに分けて一覧にまとめました。「波の白い部分は何という?」「波の中をくぐるのは何て言う?」といった疑問にも、図解つきでこたえます。

2026年9月の更新では、秋の台風シーズンに耳にする「うねり」「セット」「土用波」などの言葉と、波の種類・サイズの早見表を追加しました。読み終わるころには、波情報の文章や仲間の会話が「翻訳なし」で理解できるようになります。

レオナ

この間の波はチュービーで掘れてて乗りづらかったけど乗れたら最高のでした

仁

初心者あるあるの知っている単語使いまくっている感じねw

目次

サーフィンの波の名前は5つのグループで覚える【一覧表】

波の名前をバラバラに暗記しようとすると混乱します。まずは「何を表す言葉なのか」でグループ分けしてしまいましょう。この記事で紹介する名前を一覧にすると、次のようになります。

グループ 主な波の名前 何を表す言葉か
① 部位 ピーク/トップ/リップ/カール/フェイス/ショルダー/ボトム/スープ/パワーゾーン/チューブ 1本の波の「どこ」か
② 種類・コンディション 切れた波/ダンパー/ホレた波/トロい波/クローズアウト/面ツル/チョッピー/レギュラー/グーフィー/ビーチブレイク/リーフブレイク 波の「質」や「形」
③ 場所 インサイド/アウトサイド/ミドル/ラインナップ/カレント 海の中の「位置」
④ サイズ ヒザ/コシ/ムネ/カタ/アタマ/オーバーヘッド/ダブル 波の「大きさ」
⑤ 動作 ドルフィンスルー/ローリングスルー/プルアウト/ワイプアウト/テイクオフ 波に対する「動き」

ここからは①〜⑤を順番に解説します。まずはサーフィンの会話で一番よく出てくる「①部位」から見ていきましょう。

① 波の各部位の名称【図解】

サーフィンの波の各部位の名称(ピーク・チューブ・ボトム・スープ・リップ・ショルダー・フェイス)の図解

まず覚えたい波の各部位は、ピーク・チューブ・ボトム・スープ・リップ・ショルダー・フェイスの7つ。図と照らし合わせながら、ひとつずつ覚えていきましょう。

ピーク

波が一番最初に高く盛り上がり、最初にブレイク(崩れ)し始める頂点のことを「ピーク」と呼びます。
サーフィンで最も大切なポイントで、テイクオフはこのピーク付近から始めるのが基本。ピークを見極められるようになると、乗れる波の本数が一気に増えます。波待ちでどこに座るべきかは波待ちの位置取り完全ガイド|ピークを読むコツで詳しく解説しています。

レオナ

「ピークから入る」ってよく言われるけど、まさに波の始まりの場所なんですね!

チューブ

サーファーならば一度は入ってみたいチューブ。
その名の通り、筒のようになっていることからこの名前がついています。

レオナ

チューブ、入ってみたいなぁ

チュービーとは、チューブがある波のことで、あまり見ることができない波です。

なお、チューブは英語圏では「バレル(Barrel)」とも呼ばれ、この筒の中を滑ることを「チューブライディング」「バレルライディング」と言います。

ボトム

サーフィンはここから始まるといっても過言ではありません。ボトムです。その名の通り一番下です。
波の一番下で、平らになっている部分のことを指しています。

仁

ボトムターンはここだ!

そうですね。基本的なターンの一つはボトムで行います。
思っている以上に下の平らな部分を指しています。

スープ(波の白い部分)

波がブレイクしてしまい、白い泡が立っている部分のことです。「波の白い部分の名前は?」と聞かれたら、答えはこのスープ。英語圏では「ホワイトウォーター(white water)」、日本語では「白波(しらなみ)」とも呼ばれます。

レオナ

スープって美味しそうな名前だと思いません・・・?w

初心者は、このスープで練習する事が多いです。
スープにも十分なパワーがありますので、注意が必要です。
ゲッティングアウトをする最初は、スープとの戦いになります。スープを使った練習法はサーフィンのスープ練習法|白波から最短で上達するコツにまとめています。

リップ

今まさに波が崩れ始めている場所のことを指します。

仁

リッピング、とかトップターン、とか技があるよね

実はリップとトップは厳密には異なります。
リップは崩れている部分のことを指し、トップは崩れていない波の頂上のことを指しています。

ショルダー

波がうねっている部分のことです。この場所が徐々に起き上がりブレイクしていきます。

レオナ

よく、ショルダーが張っている、なんていいますよね

これは、しっかりと、波に力がある状態のことを指しています。
眼でみて、波の頂上に綺麗な線が引けるくらい立った波のことを指しています。

フェイス

波のトップからボトムを繋ぐ斜面のことです。

仁

フェイスが広い、とかいうよね

加速するには最適な場所で、遊ぶことができるポイントです。
フェイスは徐々に移動していきますので、フェイスで遊べるようになったら中級です。
ここでしっかりとスピードをつけてアクション(技)につなげていきましょう。

カール

波のトップ(頂上)の薄い部分が前に崩れかかり、円筒状に巻き込んでいく部分を「カール」と呼びます。
カールの少し前(ショルダー寄り)が最もパワーがあり、ここを狙って滑るとスピードが出しやすくなります。

パワーゾーン(ポケット)

波の中で最も推進力(パワー)が集まっている場所のことです。ピークとカールの間あたりを指すことが多く、テイクオフやターンのきっかけを作る大事なエリア。「ポケット」とほぼ同じ意味で使われます。パワーゾーンを外さずに滑ることが、上達への近道です。

部位ごとに「どのテクニックを使うか」まで踏み込んだ解説は、姉妹記事の波の部位と名前を図解|リップ・ショルダー・カールにまとめています。部位を深掘りしたい方はそちらもどうぞ。

② 波の種類・コンディションを表す名前

各部位の名前に加えて、波の状態(コンディション)を表す言葉も覚えておくと、仲間との会話や波選びがぐっとスムーズになります。「今日はダンパーだね」「面ツルで最高」といった会話は、ここで紹介する言葉でできています。

波の名前 意味 初心者との相性
切れた波(キレた波) ピークからショルダーへ順序よく割れていく波 ◎ 最もサーフィン向き
ダンパー 横一線で一気に崩れる波(=クローズアウト) × 横に走れない
ホレた波(掘れた波) 急に立ち上がり深く反り立つパワーのある波 △ 中〜上級者向け
トロい波(厚い波) ダラダラと力なく割れるゆるやかな波 ◎ 練習に向く
面ツル(グラッシー) 風がなく海面がツルツルに整った状態 ◎ 乗りやすい
チョッピー/ジャンク オンショアで海面がデコボコに乱れた状態 × 乗りにくい
レギュラー 海に向かって右から左へ崩れる波(サーファーから見て右へ走る) - 向きの呼び名
グーフィー 海に向かって左から右へ崩れる波(サーファーから見て左へ走る) - 向きの呼び名

切れた波(順序よく割れる良い波)

ピークからショルダーへ向かって順序よく割れていく波のこと。横に走れるため、サーフィンに最も適した波です。

ダンパー(クローズアウト)

一気に横一線でドカンと崩れてしまう波。横に走れないためサーフィンには不向きで、初心者は避けたいコンディションです。海全体がダンパーになる状態を「クローズアウト」と言います。見分け方はクローズアウトとは?入れない波の見分け方と判断基準、それでも乗る判断はワイドな波のサーフィン攻略|ダンパーでも乗れる3つの判断で解説しています。

ホレた波(掘れた波)

波が急に立ち上がり、深く反り立ったパワーのある波。スピードは出しやすい一方、テイクオフの難易度が上がるため中〜上級者向けです。反対に、ゆるやかな斜面の波は「厚い波」と呼ばれます。

トロい波

ダラダラと力なく割れる、ゆるやかな波。パワーは弱めですが、その分ゆっくりテイクオフの練習ができるので、初心者にはむしろ好都合です。

レギュラーとグーフィー(波の向き)

波の崩れる向きにも名前があります。レギュラーは、海に向かって右から左へ崩れていく波(乗っているサーファーから見ると右方向へ走る波)。グーフィーはその逆で、サーファーから見て左方向へ走る波です。スタンス(レギュラースタンス/グーフィースタンス)の呼び名と混同しやすいので、サーフィンのスタンスとは?レギュラーとグーフィーの見分け方もあわせて読んでみてください。

ビーチブレイク・リーフブレイク・ポイントブレイク(波が割れる地形)

波が「どんな海底で割れるか」による分類です。砂の海底で割れるのがビーチブレイク(湘南・千葉の多くのポイント)、岩やサンゴ礁で割れるのがリーフブレイク、岬や堤防に沿って一定方向に割れ続けるのがポイントブレイクです。初心者はまずビーチブレイクから。違いはビーチブレイクとリーフブレイクの違い|初心者向け解説で詳しく解説しています。

③ 海の中の場所を表す名前

「アウトに出る」「インサイドで練習する」など、海の中の位置にも名前があります。

  • インサイド:岸寄りの、波が崩れたあとのスープが押し寄せるエリア。初心者の練習場所。
  • アウトサイド(アウト):沖側の、波がまだ割れていないエリア。ここで波を待つ。
  • ミドル:インサイドとアウトサイドの中間。波が割れ始めるゾーンで、最も巻かれやすい場所。
  • ラインナップ:サーファーが波待ちをしている列(位置)のこと。
  • カレント(離岸流):沖に向かって流れる強い流れ。うまく使えばアウトに出やすいが、危険でもある。

「インサイドから出られない」という悩みは初心者共通のもの。抜け方はサーフィンでインサイドから出られない|スープ帯の抜け方で、沖へ出る手順全体はサーフィンのゲットアウト完全攻略で解説しています。

④ 波のサイズを表す名前(ヒザ・コシ・ムネ・アタマ)

日本の波情報では、波の大きさを体の部位で表現するのが一般的です。目安を表にまとめます。

呼び方 波の高さの目安 初心者の目安
ヒザ〜モモ 約0.3〜0.6m ◎ 練習に最適
コシ〜ハラ 約0.7〜0.9m ◎ 初心者が楽しめる上限あたり
ムネ〜カタ 約1.0〜1.3m △ 中級者向け
アタマ 約1.5m前後 × 上級者向け
オーバーヘッド/アタマオーバー 1.5mを超える × 経験者のみ
ダブル 身長の2倍程度 × エキスパートのみ

波情報サイトによってはフィート(ft)表記も使われます。換算表と読み方のコツは波のサイズ表記の読み方|腰・胸・頭とftの換算表にまとめました。サイズが上がったときに引き返す基準はサーフィンのサイズアップ判断|引き返す基準7項目と戻り方を参考にしてください。

⑤ 波に対する動作の名前(波の中をくぐる=ドルフィンスルー)

「サーフィンで波の中をくぐるのは何て言うの?」という質問もよくいただきます。答えはドルフィンスルー(英語では「ダックダイブ」)。波に対する動きにも、それぞれ名前がついています。

  • ドルフィンスルー(ダックダイブ):ボードごと波の下をくぐって沖に出るテクニック。ショートボード向け。
  • ローリングスルー:ボードを裏返して波をやり過ごす方法。浮力の大きいロングボード向け。
  • テイクオフ:パドリングから立ち上がり、波に乗り始める動作。
  • プルアウト:波から自分の意思で降りて、安全にライディングを終える動作。
  • ワイプアウト:波に巻かれて落ちること。「巻かれる」とも言います。

くわしいやり方はドルフィンスルーのコツ|できない原因と上達の5ステップ、ロングボードの方はローリングスルーのやり方、波から降りる方法はサーフィンのプルアウトのやり方をご覧ください。

【秋の波チェック】うねり・セット・土用波の名前も覚えておこう

9〜10月は台風のうねりが入る、1年で最も波が良いシーズン。この時期の波情報には、ここまでの名前に加えて次の言葉がよく登場します。

  • うねり(スウェル):遠くの低気圧や台風が起こした、周期の長い波。「台風スウェル」「南東うねり」のように、発生源や向きとセットで使う。
  • 周期:波と波の間隔(秒)。周期が長いほどパワーがあり、掘れた波になりやすい。
  • セット:数本まとめて入ってくる大きめの波のかたまり。「セットはアタマ」のように、サイズ表記と組み合わせて使う。
  • 土用波(どようなみ):晴れていても遠くの台風から届く大きなうねりのこと。夏の土用のころに多いことが名前の由来。
  • 面ツル/オフショア:秋は朝のオフショアで面が整いやすく、「朝イチ面ツル」が狙い目。

台風うねりの読み方は波の周期とは?秒数の早見表と台風うねりの読み方、入っていい日の判断は台風サーフィンの見極め方|入っていい日と危険な日、セット波の数え方はセット波とは?間隔の数え方と待つ位置の決め方を参考にしてください。今シーズンの見通しは2026年10月の波予想|秋台風とうねり・水温の見通しで毎月更新しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 波の白い部分は何という名前ですか?

サーフィン用語では「スープ」と呼びます。波が崩れたあとの白く泡立った部分のことで、英語では「ホワイトウォーター」、一般的な日本語では「白波」です。初心者はまずこのスープに押してもらってテイクオフの練習をします。

Q2. 波のどこから乗ればいいですか?

基本はピーク付近から乗り始めます。波が最初に崩れる頂点=ピークを見つけ、その少し横(ショルダー側)へ向かってテイクオフすると、長く波に乗れます。

Q3.「ショルダー」と「フェイス」はどう違うの?

ショルダーはこれからブレイクしていく“肩”のようにうねっている部分、フェイスはトップからボトムをつなぐ滑走できる斜面のことです。フェイスの上を、ショルダー方向へ滑っていくイメージです。

Q4. サーフィンで波の中をくぐるのは何と言いますか?

ドルフィンスルー(英語ではダックダイブ)と言います。ボードごと波の下に潜って、崩れてくる波をやり過ごしながら沖へ出るテクニックです。浮力の大きいロングボードでは、ボードを裏返す「ローリングスルー」を使います。

Q5. レギュラーの波とグーフィーの波の違いは?

波が崩れていく向きの違いです。乗っているサーファーから見て右方向へ走る波がレギュラー、左方向へ走る波がグーフィーです。岸から海を見た場合は逆になる(レギュラーは右から左へ崩れる)ので、「サーファー目線で右か左か」で覚えると混乱しません。

Q6. 白い泡の波でも練習になりますか?

なります。白い泡の部分は「スープ」と呼ばれ、初心者のテイクオフ練習に最適です。ただし見た目以上にパワーがあるので、無理のない小さめのスープ(ヒザ〜コシサイズ)から始めましょう。

あわせて読みたい関連記事

まとめ

サーフィンの波の名前は、次の5グループで整理すると一気に覚えやすくなります。

  1. 部位:ピーク・トップ・リップ・カール・フェイス・ショルダー・ボトム・スープ(白い部分)・パワーゾーン
  2. 種類・コンディション:切れた波・ダンパー・ホレた波・トロい波・面ツル・レギュラー/グーフィー・ビーチ/リーフブレイク
  3. 場所:インサイド・アウトサイド・ミドル・ラインナップ・カレント
  4. サイズ:ヒザ・コシ・ムネ・カタ・アタマ・オーバーヘッド
  5. 動作:ドルフィンスルー(波をくぐる)・ローリングスルー・テイクオフ・プルアウト・ワイプアウト

名前を知ると、波が「ただの水のかたまり」から「構造のあるもの」に見えてきます。次に海へ行ったら、ピークはどこか、スープはどちらへ伸びるか、今日はレギュラーかグーフィーか、を声に出して確かめてみてください。これであなたもプロサーファーに?

仁

(それはさすがに言いすぎなような・・・)

レオナ

気分が大事なんです!!w

サーファー専用LINEスタンプ誕生

サーファー必見のLINEスタンプが発売中!くすっと笑えて、日常にも使えるスタンプをこの機会に是非!

施設で切れすぎたから、自分たちで作った。citywave CORE LEASH

東京の人工サーフィン施設 citywave Tokyo では、強い水流で貸出用リーシュが頻繁に切れることが現場の悩みでした。そこで工場と直接やり取りし、施設の波・海・車での牽引テストを重ねて作ったのが CORE LEASH(6ft/7mm)です。

まず、この映像を見てください。

サーファーなら驚くテスト方法ですが、更には車で引っ張るテストまで…!

スタッフ内にもサーファーがいることから、citywaveだけでなく、海でも動きやすく、安全性の高いリーシュを作ろうと、デザイン、太さ、安全性を徹底的に追求して誕生しました。7mmレギュラー径・6ft・ダブルスイベル。初中級者の1本目や、台風シーズン前の交換用に。

仁
リーシュは安全のために1年に1回は交換しよう!台風シーズン前の今がちょうどいいタイミングだ!

4,980円(税込・送料無料)。公式ECのほか、Amazon(プライム対応)でも購入できます。
※Waves読者向けクーポン「7th-wave-100-2」は2026年9月30日で終了します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サーフィンにハマって海の近くに移住しちゃった女の子。効率良く楽しくサーフィンするために情報集めるサーフィンマニア。

コメント

コメント一覧 (1件)

目次