「真冬の冷たい海でも、快適にサーフィンを楽しみたい!」
そんなあなたに朗報です。
グローブ・ブーツに加えてヘッドキャップをかぶることで、ワンランク上の温かさを手に入れることができます。
この記事では、
ヘッドキャップの種類や選び方
ヘッドキャップを使うメリット・デメリット
など、ヘッドキャップを初めて使う人にも分かりやすく解説します。
あなたにピッタリのヘッドキャップが見つかること、間違いなしです!
今年はヘッドキャップを取り入れて、
真冬のサーフィンも快適に楽しみたいな〜
サーフィン ヘッドキャップって必要?
結論から言うと「あったほうが絶対に便利です!」
サーフィンのヘッドキャップは、真冬サーフィンの寒さから 頭・首・耳を守る帽子のこと。
グローブやブーツに比べると着用している人が少ない印象ですが、ヘッドキャップがあると冬のサーフィンが本当に快適になります。
風が強い冬の日、
波待ち中に耳がちぎれるような冷たさを感じたことがあります…
波待ち中の顔まわりの寒さ・ドルフィンスルー時の頭の冷たさが、
ヘッドキャップをつけるとなくなるよ!
サーフィン ヘッドキャップのメリット
1番のメリットは、やはり温かさでしょう。
波待ち中に耳がちぎれるような冷たさを感じる、ドルフィンスルー時に頭がキーンとする、ということがなくなります。
頭・首・耳を寒さから守るために、ヘッドキャップは必須と言って良いでしょう。
首まですっぽり覆うフルフードタイプのヘッドキャップを着用することで、海水がウェットスーツに侵入するのを防ぎます。
ドルフィンスルー時も安心です!
冷たい海水や風による刺激が原因で発症する、サーファーズイヤー。
耳の痛みや難聴を生じ、ひどいと手術が必要になる場合があります。
ヘッドキャップをかぶり耳を守ることで、サーファーズイヤーを予防することができます。
頭皮の日焼けは、抜け毛の原因となります。
ヘッドキャップをかぶり、紫外線から頭を守りましょう。
また万が一サーフボードが飛んできた時も、ヘッドキャップをかぶることでケガを防いでくれます。
サーフィンヘッドキャップのデメリット
耳まで覆うタイプのヘッドキャップは、まわりの音が聞こえづらくなります。
気付いたら近くに人がいてびっくりした!なんてこともあるので、周囲をよく確認しながらサーフィンするよう心がけましょう。
見た目が気になってかぶらない、という人も多いのではないでしょうか。
しかし最近ではヘッドキャップを着用する人が増えてきているためか、以前より違和感を感じなくなってきました。
何よりメリット面が多いので、1度かぶると手放せなくなります!
慣れるまで、サーフィン後の濡れたヘッドキャップを外すのが大変かもしれません。
寒い冬は着替えに時間をかけたくないため、デメリットに感じることも…。
でも慣れてしまえば大丈夫です。
正直言うと今まで見た目が気になって使っていなかったんだけど…、
とにかく温かそうで気になる〜!
ヘッドキャップは1度使うと見た目が気にならなくなるくらい、
温かさと安心感がすごいよ。
騙されたと思って、とにかく試してみてほしいな。
サーフィン ヘッドキャップはいつから使う? 【 使用時期と適正水温 】
サーフィンのヘッドキャップは、真冬の1〜3月に使用します。
グローブ・ブーツと同様に、セミドライだけでは寒いと感じたら、ヘッドキャップも使うようにしましょう。
ヘッドキャップを使用する海水温の目安は15℃以下になるので、波情報アプリの水温も参考にしてみてください。
サーフィンヘッドキャップの選び方
ヘッドキャップの種類・生地・厚みとか…色々あって迷っちゃう!
選び方を教えて〜
ヘッドキャップの種類で選ぶ
ヘッドキャップは、大きく分けて3種類あります。
・フルフードタイプ
頭から首まで、すっぽり覆うタイプです。
ウェットスーツに海水が侵入するのを防ぐため、最も保温性が高いです。
ウェットスーツと同様、分厚くなるほど保温性は上がりますが、締め付け感も増します。
・ミッドフードタイプ
着脱がしやすく、着用時の苦しさが少ないタイプです。
首元は覆われていないのでフルフードタイプより保温性は落ちますが、それでも十分温かいです!
・ビーニータイプ
ニット帽のような形状で、耳まで覆うタイプです。
保温性は落ちますが、頭を冷えから守ってくれます。
着脱がしやすく手軽にかぶれるのが特徴で、比較的海水温が温かいエリアでサーフィンをする人におすすめです。
海水温別に選ぶ
サーフィンをするエリアの海水温によって、ヘッドキャップの種類と生地の厚さを選ぶと良いでしょう。
・北海道エリア・東北エリア・茨城エリア・千葉北エリア
フルフードタイプ 3mm以上がおすすめです。
・千葉南エリア・湘南エリア・関西エリア
ミッドフードタイプ・ビーニータイプがおすすめです。
寒さに弱い人・寒いエリアへサーフトリップする予定がある人は、フルフードタイプを選んでおくと間違いないでしょう。
・九州エリア
ビーニータイプがおすすめです。
寒さに強い人は、サーフキャップなしでもOK。
私は寒さに弱いから、首まで覆ってくれるフルフードタイプが安心かな!
ヘッドキャップの素材で選ぶ
ヘッドキャップの素材は、ジャージ素材とスキン素材の2種類があります。
それぞれ特徴があるので、ご自身の好みに合った素材で選びましょう。
ジャージ素材の特徴
伸縮性がある
破れにくく、取り扱いがしやすい
表面にじんわりと水が浸みるため、風が吹くと保温性に劣る
スキン素材の特徴
水を通さないので保温性が高い
伸縮性がなく破れやすい
温かさを重視するならスキン素材で裏起毛のもの、
動きやすさを重視するならジャージ素材のものを選ぶと良いよ!
ヘッドキャップのサイズ感に注意する
ヘッドキャップを選ぶ際、サイズ選びに悩む人も多いでしょう。
締め付け感が強すぎるヘッドキャップは、海で巻かれた時に苦しく感じてしまいます。
かと言ってゆるすぎると海水が入ってきてしまうので、ピッタリのサイズを選ぶ必要があります。
ヘッドキャップのサイズを決める時は、頭の周囲で最も長い頭位を測りましょう。
眉毛の上あたり〜後頭部の1番でっぱりがある周囲を計測します。
おすすめのヘッドキャップ 5選
ヘッドキャップの選び方を踏まえた上で、自信を持っておすすめできるヘッドキャップを5つ、ご紹介したいと思います。
頭から首までスッポリ覆うフルフードタイプ
O’NEILL(オニール)COLD WATER HOOD(コールドウォーターフード)3mm
O’NEILL COLD WATER HOOD 3/オニール コールドウォーターフード3 3mm サーフキャップ AO-2400 防寒対策 サ…
世界で初めてウェットスーツを開発したブランドである O’NEILL(オニール)から、
フルフードタイプ 3mm のヘッドキャップをご紹介。
スキン素材の裏起毛なので、保温性が抜群、寒冷地でも安心して使えます。
より顔にフィットするよう、ドローコードも付いています。
MAGIC(マジック)Prime α(プライムアルファ)1.8mm
日本製・高品質で有名な MAGIC(マジック)のフルフードタイプのサーフキャップ。
北国でフィールドテストを繰り返して完成したアイテムなので、保温性バッチリです。
日本人の顔にフィットしやすいよう計算されているのも良いですね!
着脱しやすくて温かいミッドフードタイプ
SURF8(サーフエイト)3mmラバーキャップ ・アジャスタブル
どんなブランドのウェットスーツにも合う、サーフィン防寒用アイテム専用のブランド SURF8(サーフエイト)からミッドフードタイプのヘッドキャップをご紹介します。
ムラサキスポーツでも取り扱っているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
日本人の顔にフィットするような設計と、短めのツバで視界を確保してくれるのがおすすめポイントです。
FELLOW(フェロー)ウェットキャップ 3mm
他ブランドに比べると価格が安く、コスパの良いFELLOW(フェロー)より、ミッドフードタイプのヘッドキャップ。
認知度は高くありませんが、日本サーフィン連盟のオフィシャルブランドで、品質に問題ありません。
まずは安くお試ししてみたい、という方にもおすすめです!
手軽に使えるビーニータイプ
FELLOW(フェロー)サーフキャップ 3mm サーフビーニー
[FELLOW] サーフキャップ 3mm サーフビーニー 防寒 裏起毛 速乾 メンズ レディース 冬 ヘッドキャップ サー…
同じくFELLOW(フェロー)より、ビーニータイプのサーフキャップです。
手軽にかぶれて、ファッショナブルなので女性にも人気!
どのブランドのサーフキャップも、
それぞれこだわって作られているんですね!
自分に合ったアイテムを選んでみて
サーフィン ヘッドキャップのかぶり方
髪が長い人は、髪を耳にかけるなどして、顔まわりに髪がこないようにまとめてからかぶります。
上からすぽっとかぶるだけで大丈夫です。
首まで覆うフルフードタイプのヘッドキャップは、首元がウェットスーツの外側に出たままにしましょう。
間違ってウェットスーツの中にしまうと、海水がウェットスーツの中に入る原因となります。
ミッドフードタイプ・ビーニータイプは、簡単に脱ぐことができます。
フルフードタイプのヘッドキャップのみ、慣れが必要です。
無理のない程度に首元を引っ張り、一気に脱ぐのがコツになります。
冬用ブーツもはじめは脱ぐのが大変だったけど、慣れてくるよね。
ヘッドキャップもコツをつかめば、簡単に着脱できるから安心してね!
まとめ
真冬は海にいる人が減るので、サーフィンの練習には絶好のチャンス。
真冬のサーフィンを快適にしてくれるヘッドキャップは、冬の海で最強の味方になってくれるでしょう。
ヘッドキャップをかぶることで、ドルフィンスルーの度に頭がキーンとする、波待ちの時に耳がちぎれそうになる、なんてこともなくなります!
ヘッドキャップの種類・素材・サイズ感に注意して、あなたにピッタリのアイテムを見つけてください。
ヘッドキャップの良さが分かったら、なんだかかわいく見えてきたよ〜!
早くヘッドキャップが欲しい
単純だなぁ…(笑)