「波が良くて、やりすぎた…体が重い…」——サーファーなら、わりとある話です。
肩まわりはパンパン、腰はバキバキ。なのに波予報を見ると、次の日もよさそうだ…!
そんな“分かってるけど休めない”タイプの人ほど、回復の選択肢を増やすとサーフィンがもっと楽になります。
今回取り上げるのは、ベッドや床で使える指圧マット「シャクティマット」。
いわゆる「寝転ぶだけのセルフケア」ですが、サーファー視点で見ると、意外とツボが多い道具でした。
もちろん、合う/合わないはあります。なのでこの記事は「絶賛レビュー」ではなく、
“サーファーが気になるポイントを、道具としてフラットに整理する”というスタンスで書いていきます。
レオナ今回は仁さんに体験してもらいました!
この記事でわかること
- サーファーの体のどこに刺さりやすいか(肩・背中・腰・脚)
- 初心者がつまずきやすい「痛すぎ問題」の回避策
- 海のある日/ない日での、使い分けの考え方
- 強度(Light / Original / Advanced)の選び方の目安
- 使わないほうがいいケース(安全面の注意点)
まず、サーファーの“回復”って何だろう?
回復といっても、筋肉痛だけの話じゃないですよね。
- パドルで固まる:胸・広背筋・肩甲骨まわり
- 立ってひねる:股関節・腰・ハム
- 疲れた後の車の運転や日々のデスクワーク:首・背中がカチカチ
- そして地味に大事:睡眠の質
このうち「睡眠の質」は、サーフィンが上手くなる/続ける、に直結します。
寝つきが悪い日って、翌日のパドルもメンタルも、だいたい重い。
シャクティマットは、まさに“寝る前のスイッチ”として使う人が多いタイプの道具です。



目覚めがすっきりするだけで、だいぶサーフィンの調子もよくなるタイプです!
シャクティマットってどんなもの?


ざっくり言うと、表面に小さなスパイク(突起)が並んだ指圧マット。
背中や肩の下に敷いて寝転ぶことで、広い面で“点の刺激”が入ります。



ちなみに、スパイクって書いていますが、もはや針レベルです。痛いです。強度は調整可能です。
ここで大事なのは、「マッサージの代わり」ではなく、
“回復の習慣をつくる道具”として見た方がしっくりくること。
たとえば——
・海に行けない日
・夜、スマホをダラダラ見ちゃう日
・寝る直前まで仕事してしまった日
こういう日に、短い時間で“体のスイッチ”を切り替える、という使い方が向いています。
サーファー的・刺さりポイント3つ
1) 「パドル疲れ」へのアプローチがしやすい
背中〜肩甲骨まわりって、フォームローラーだと当たりどころが難しいことがあります。
あと、単純にフォームローラーとかでやるのが面倒。笑
マットは“面”で敷けるので、肩甲骨の内側や広背筋まわりを、ざっくりまとめて刺激できるのがラク。
2) 海に行けない日でも、回復スイッチが作れる
ストレッチは“やる気”が要るけど、寝転ぶだけならギリできる。
「今日は何もしたくない」日に、最短距離で“休む準備”に入れるのが強い。
サーフィンが上手い人ほど、回復も上手い。
そして回復が上手い人ほど、「毎回ちゃんとやる」じゃなくて「続く形にする」のが上手い。
3) 睡眠前に“余計な思考”が止まることがある
これは個人差あります。
でも刺激が強いぶん、呼吸に意識が戻りやすい。
結果的に「寝る前に考えごとで詰む」タイプの人には相性がいい可能性があります。



実際に1週間やってみたら、寝つきが良くなった気がしています。
ただ、背中は真っ赤です。笑


サーファー向け:おすすめの当て方3パターン
ちなみに、「背中に敷いて寝る」以外にも、やり方は色々あるのかな、と思います。
まずは、サーファーが疲れやすい部位から。
A) 背中〜肩甲骨(王道)
マットを背中の下に敷いて、仰向け。
肩がすくみやすい人は、腕を軽く開いて“胸をひらく”イメージで。
B) お尻〜モモ裏(腰が重い人向け)
寝転んで、お尻の下にマットの端を敷く。
サーフィンで「ひねり+踏み込み」が多い人ほど、お尻の奥が固まりやすいので、ここがハマる人が多い。
C) ふくらはぎや、足裏
座った状態で、軽く添えるような感じで。結構痛いです。
足裏は片足ずつが良いと思います。いまだに両足童子はできません…!



マットの上で立っている人とかいますが・・・無理です・・・!
使い方のコツ:いきなり“素肌で20分”はやめよう
よくある失敗は、初日から頑張りすぎること。
最初は痛いので、ここは“サーフィンの道具選び”と同じで、慣らしが正解です。
初心者のおすすめルーティン(目安)
- 1〜3日目:Tシャツ1枚 or 薄いタオル越しに 3〜5分
- 4〜7日目:同じく 7〜10分(呼吸だけ意識)
- 慣れてきたら:素肌で 10〜15分(寝る前)
ポイントは「痛みを我慢する」じゃなく「力を抜ける強度を探す」ことだと思います。
痛すぎると体が緊張して、逆に休めません。
いや、マジでいたいっす。



痛みに強い方だと思っていましたが、Tシャツでやりました…!
置く場所でも体感が変わる
床・ソファ・ベッドなど、置く場所が柔らかいほど圧を強く感じやすいと言われています。
最初はベッドの上で、慣れてきたら床で、みたいに“環境で調整”するのもアリです。



ふかふかのクッションマットの上でやるのがお気に入りです!
強度はどう選ぶ?(Light / Original / Advanced)
シャクティマットには強度のバリエーションがあります。
サーファーで体が硬い人ほど「強いのいけそう」と思いがちですが、初心者は“弱めスタート”が無難。


- Light:最初の1枚として選びやすい強度
- Original:標準。慣れてきた人向け
- Advanced:刺激が強め。好みがハッキリ分かれる
迷うなら、まずはLightかOriginalで“続けられる強度”を取るのがおすすめです。



ちなみに針の数が少ない方が、1点にかかる圧が強くなるから痛いそうです。
まとめ:海がない日に、“波待ち”の時間をつくる
シャクティマットは、サーフィンの上達に直結する魔法の道具ではありません。
でも、回復の選択肢が増えると、サーフィンの“楽しい時間”が増えます。
- 波がない日でも、体を整えられる
- 寝る前のスイッチが作れる
- ルーティン化しやすい
サーフィンって、結局「続けた人が強い」スポーツ。
だからこそ回復も、“続けられる形”にしておくと強い。
次のスウェルに備えて、今日は“休む練習”をしてみるのもアリです。



SNSなどで見ると絶賛の声が多いですが、個人的には、結構しんどいので、覚悟してやらないと後悔すると思います。



私も寝転ばせてもらいましたが、マジで痛いです。それだけは覚悟してください。



でもまぁ1週間なれたら、体がリラックスモードに入る、というのは何となくわかります。
普段身体に意識を向けることは少ないので、そういう意味ではいいと思いますよ!

















