12月のサーフショップで、UVハットを手に取っている人を見かけたことがあります。クリスマスプレゼントにするそうです。気持ちはすごくわかります。でも12月に日焼け対策グッズを渡されても、使えるのは半年後なんですよね。
サーフィンをする相手へのプレゼントは、ここがいちばん難しいところです。「サーファー プレゼント」と検索すると、ビーチサンダルや日焼け止めが並びます。それは夏の正解で、クリスマスの正解ではありません。
さらにやっかいなのが、12月という締切です。欲しい物が決まっても、在庫が切れていることがあります。配送が25日に間に合わないこともあります。冬物のサーフギアは動きが速く、サイズ欠けも起きやすいんです。
この記事では「予算3,000円台・1万円台・3万円台」と「贈る相手との関係性」の2軸で整理します。そのうえで、何日までに注文すれば間に合うかという逆算まで書きました。渡した瞬間に「次の週末これ使う」と言われるものを選びましょう。
目次
- サーフィン好きが喜ぶクリスマスプレゼント、外さない3条件
- 【3,000円台】消耗品は、いちばん外さないカテゴリ
- 【1万円台】渡した次の週末から使える冬の装備
- 【3万円台】海上がりの快適さを、まるごと買う
- 関係性別|彼氏・夫/子ども/サーフ仲間/上司に贈るなら
- 失敗しやすいプレゼント ワースト5|サイズと好みの壁
- 12月の注文期限|いつまでに頼めば25日に間に合うか
- ラッピングと渡し方|サーフギアは、箱に入らない
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
サーフィン好きが喜ぶクリスマスプレゼント、外さない3条件
最初に、選ぶ前の土台をつくっておきます。サーフギアは種類がとても多いです。でも「喜ばれる物」には、はっきりした共通点が3つだけあります。この3つを満たしているかどうかで判断すれば、知識がなくてもほぼ外しません。
条件1|サイズが要らないものを選ぶ
これがいちばん大きな分かれ目です。サーフギアはサイズのあるものと、ないものに分かれます。そしてサイズのあるものは、失敗率が一気に跳ね上がります。
理由は、サーフィン用品のサイズ表記がブランドごとにまったく違うからです。ウェットスーツのMLというサイズは、A社とB社で胸囲が5cm以上ちがうことがあります。身長の適用幅も各社でずれます。本人でさえ、試着せずに買うと失敗するんです。
一方でワックス、リーシュコード、デッキパッド、耳栓にサイズはありません。ポンチョやドライローブもフリーサイズが主流です。ここから選べば、体型を知らなくても渡せます。ウェットスーツのサイズの選び方|メンズ既製品の測り方を読むと、サイズ物がどれだけ繊細かが具体的にわかります。
条件2|消耗するものを選ぶ
サーフィンは、とにかく物が減っていくスポーツです。だから消耗品は、何個あっても困りません。むしろ「ちょうど切れてた」と喜ばれます。
たとえばワックスは1個300〜600円ほどです。冬は塗り直す回数が増えるので、ひと月で2〜3個使う人もいます。日焼け止めも、夏なら月に1本のペースで消えていきます。リーシュコードは消耗品ではないつもりで使われますが、2〜3年でゴムが劣化します。
すでに持っている物でも、消耗品ならかぶりません。ここが「サーフ系の雑貨」との決定的な差です。雑貨は1つあれば足りてしまいます。
条件3|12月から使えるものを選ぶ
クリスマスに渡すなら、季節を合わせましょう。ここを外している記事がとても多いんです。12月の日本の海は、水温が下がりきる手前です。千葉や湘南でも17〜19℃あたりまで落ちます。
つまり12月に必要なのは、グローブ、ブーツ、ヘッドキャップ、そして海上がりの防寒です。日焼け止めやビーチサンダルは、来年の夏まで引き出しに入ったままになります。
「渡した次の週末に使えるか」を基準にしてください。これだけで候補が一気に絞れます。冬に本当に効く装備の全体像は冬サーフィンの寒さ対策20選にまとめてあります。
この3条件を予算帯に当てはめると、下の表のようになります。迷ったら、まずここを見てください。
| 予算帯 | 向く相手 | 代表アイテム | 失敗リスク |
|---|---|---|---|
| 3,000円台 | サーフ仲間・同僚・はじめて贈る相手 | ワックス/ワックスケース/ノーズガード/リムーバー | ほぼゼロ |
| 5,000〜1万円台 | 彼氏・夫・親しい友人 | グローブ/ブーツ/ポンチョ/デッキパッド/耳栓 | 低い(好みの色だけ注意) |
| 2〜3万円台 | パートナー・家族 | ドライローブ/タイド時計/ポータブル電源 | 中(かぶりの確認が必要) |
| 5万円以上 | 家族・連名で贈る場合 | ソフトボード/ボード本体 | 高い(本人の希望が必須) |
【3,000円台】消耗品は、いちばん外さないカテゴリ

予算が小さいほど選ぶのが難しい、と思われがちです。実はその逆です。3,000円台はサーフィンのプレゼントでもっとも安全な価格帯なんです。
理由は2つあります。まず消耗品が中心なので、かぶっても無駄になりません。そして相手に気をつかわせません。職場の人やサーフ仲間に贈るなら、この価格帯がちょうどいいんです。
ワックスとワックスケースの組み合わせ
ワックスは1個300〜600円です。これだけだと軽すぎるので、ケースとセットにします。ワックスケースは1,500〜3,000円ほどで、ワックスとリムーバー、櫛をまとめて入れられます。
ここで1つだけ注意があります。ワックスには水温別のグレードがあるんです。COLD、COOL、WARM、TROPICALと分かれていて、12月に必要なのはCOOLかCOLDです。夏用を渡すと使えません。
相手がどの銘柄を使っているかわからない場合は、定番を選べば問題ありません。多くのサーファーは複数の銘柄を試しています。水温別の選び方はサーフィンワックスおすすめランキング|水温別の選び方と塗り方にまとめました。
リーシュコードは「切れる前」に渡すと効く
リーシュコードは、意外といいプレゼントになります。価格は5,000〜8,000円ほどで、少し予算を足せば届きます。
なぜ効くのか。みんな、切れてから慌てて買うからです。予備のリーシュを持っている人は、そんなに多くありません。だから「予備ができた」というのは、地味にうれしい贈り物なんです。
選ぶときは、相手の板の長さに合わせます。ショートボードなら6ft、ロングボードなら9〜10ftが目安です。太さは6〜7mmが標準で、冬の大きい波なら7mmが安心です。長さと太さの早見表はリーシュコードおすすめ7選|ショート・ロング・リーフ別に価格と太さを比較に載せています。
耳栓・ノーズガード・リムーバーという渋い正解
サーフィン用の耳栓は3,000〜5,000円です。これは「気づいていない人に贈ると価値が高い」タイプの物です。
冬の冷たい水が耳に入り続けると、サーファーズイヤーという症状につながります。耳の骨が変形して、外耳道が狭くなっていく病気です。長く入っている人ほどリスクが上がります。手術になるケースもあります。
でも耳栓を使っている人は、まだ少ないんです。自分では後回しにしがちなアイテムだからこそ、人からもらうと使い始めます。詳しくはサーフィン耳栓の選び方|サーファーズイヤー予防法で解説しています。
ほかにノーズガードやワックスリムーバーも1,000〜2,000円で買えます。単体だと寂しいので、ワックスと組み合わせて3,000円のセットにするのがおすすめです。
【1万円台】渡した次の週末から使える冬の装備

1万円前後は、クリスマスプレゼントとしていちばん使いやすい予算です。重すぎず、軽すぎません。そしてこの価格帯には、冬の装備がきれいに収まります。
ポイントは「本人が買おうか迷っている物」を狙うことです。あったら快適だけど、無くても入れてしまう。そういう物が冬にはたくさんあります。
サーフグローブとブーツ|12月の必需品
グローブは3mm厚で5,000〜9,000円、ブーツは3mmで6,000〜1万円、5mmで1万〜1万5,000円が相場です。どちらも12月から3月まで、ほぼ毎回使います。
ただしこの2つにはサイズがあります。条件1に反するので、本人のサイズがわかる場合だけにしてください。グローブはS・M・L表記が多く、ブーツは靴のサイズに近い表記です。
グローブは形で好みが分かれます。5本指、ミトン、ロブスターの3種類があり、暖かさと操作性がトレードオフです。サーフグローブは5本指かミトンか|3型の違いと水温別の答えを見ると、どれを選ぶべきかがはっきりします。ブーツの厚みはサーフブーツの厚さ比較|3mm・5mmとソールの選び方が参考になります。
お着替えポンチョ|サイズが要らない防寒
サイズの心配をせずに冬の快適さを贈りたいなら、ポンチョが最適解です。価格は5,000〜1万5,000円で、ほとんどがフリーサイズです。
ポンチョは駐車場での着替えに使います。冬は風がいちばん体温を奪うので、これ1枚で海上がりがまるで変わります。海から上がった直後の、あの刺すような風を思い出してください。あれを防げるんです。
素材はタオル地とマイクロファイバーが主流です。タオル地は吸水性が高く、マイクロファイバーは乾きが早くてかさばりません。お着替えポンチョおすすめ10選|サーフィン用の選び方と秋冬の使い方で比較しています。
ポンチョとドライローブ、着替えバケツのどれがいいか迷う場合はサーフィンの着替えおすすめ|ポンチョ・ドライローブ・バケツ比較を先に読んでください。
デッキパッドとタイドグラフ付き時計
デッキパッドは4,000〜8,000円です。板の後ろ足の位置に貼るグリップで、1〜2年で交換します。消耗品でサイズもないので、条件を2つ満たしています。
ただし色とブランドの好みは出ます。板の色と合わせる人もいます。無難に行くなら黒かグレーです。選び方はサーフィン用デッキパッドの選び方とおすすめ6選にあります。
もう1つ強いのが、タイドグラフ付きの時計です。1万5,000〜2万5,000円で、潮の動きが手元で見られます。サーフィンは潮位で波が変わるので、これは実用品なんです。見た目も普段使いできます。サーフィンの時計の選び方|タイド・GPSウォッチおすすめで機能の違いを整理しました。
【3万円台】海上がりの快適さを、まるごと買う

3万円台になると、選択肢が変わります。消耗品ではなく、長く使う道具の領域です。パートナーや家族に贈るなら、この価格帯が本命になります。
考え方のコツは「本人が自分では買わない物」を選ぶことです。3万円は、自分で出すには少し勇気がいる金額です。でももらえば、確実に使います。
ドライローブ|冬サーファーが最も欲しがる1着
ドライローブは、裏起毛のついた防水ポンチョです。本家のdryrobeは3万円前後します。同じ構造の国内ブランドなら1万5,000〜2万5,000円で買えます。
これが効くのは、冬の駐車場です。濡れたウェットのまま羽織れて、中で着替えられます。外側が防水なので、風も雨も止まります。ポンチョとの違いは、保温力と防水性です。
サイズはS・M・Lがありますが、もともと大きめに作られています。ウェットの上から着るので、1サイズ上でも問題になりません。ここがサイズ物のなかでは例外的に安全なところです。サーフィンのドライローブおすすめ|秋冬の着替え防寒ガイドで本家と類似品の差を比較しています。
ポータブル電源|お湯と暖房が手に入る
これは意外に思われるかもしれません。でも冬のサーファーには、刺さる人がかなり多いんです。
使い道は3つあります。海上がりにお湯を沸かす、電気毛布を使う、車中泊で電源を確保する。とくにお湯は効果が大きいです。冷えた体に、頭からかけるお湯の気持ちよさは格別です。
容量の目安は500Wh前後です。この帯なら3万〜5万円で手に入ります。ケトルでお湯を沸かすには出力が重要で、定格500W以上を選びます。必要な容量の計算はサーフィンのポータブル電源|冬の車中泊と湯沸かしに必要な容量で解説しました。
ソフトボード|家族で贈るなら
ソフトボードは3万〜6万円です。表面がやわらかい板で、初心者でも小波でも楽しめます。
ただし板は、本人の希望を聞かずに買うのが最も危険なカテゴリです。長さ、幅、厚み、浮力が体重と技量で変わります。サプライズにするなら、2本目の遊び板として渡すのが現実的です。
逆に、これからサーフィンを始める相手なら最適です。最初の1本として素直に喜ばれます。ソフトボードのおすすめ人気ランキング8選でモデルを比較できます。始めるのに全部でいくらかかるかはサーフィンの初期費用は?予算別4プラン比較が参考になります。
関係性別|彼氏・夫/子ども/サーフ仲間/上司に贈るなら

予算が決まっても、まだ半分です。同じ1万円でも、彼氏に渡すのと上司に渡すのでは正解がちがいます。ここを外すと、金額が合っていても気まずくなるんです。
彼氏・夫・パートナーに
いちばん踏み込める相手です。だから「一緒に過ごす時間が良くなる物」を選びましょう。
具体的にはドライローブ、ポータブル電源、タイド時計です。どれも海に一緒に行ったときに、自分も恩恵を受けます。お湯が沸けば2人で使えますし、ポンチョがあれば待ち時間が苦になりません。
サプライズにしたいなら、サイズのない物に絞ってください。どうしてもウェットスーツを贈りたい場合は、一緒にショップへ行く形にします。試着が必須だからです。ウェットスーツのオーダー完全ガイド|価格・納期・流れを読むと、納期の長さに驚くはずです。
子ども・キッズサーファーに
子どもの場合は、考え方が1つだけ変わります。成長を見込むことです。
サイズ物は、1年で合わなくなります。だから高い物をサイズで買うのは避けます。キッズウェットは1シーズンで着られなくなることも普通です。
おすすめはソフトボード、ポンチョ、ブーツです。ソフトボードは身長が伸びても数年使えます。ポンチョは浜での着替えに毎回使うので、親もラクになります。サイズの考え方はキッズウェットスーツの選び方|サイズと何歳からの目安に整理しました。
サーフ仲間・友人に
仲間に贈るときは、金額を上げすぎないのがマナーです。3,000〜5,000円に収めると、相手も気楽に受け取れます。
この層にはワックスのセットが最強です。相手の好みも技量も関係なく成立します。ちょっとひねるなら、ワックスケースに水温別のワックスを数個入れて渡します。
もう1つ効くのが、消耗していることを知っている物です。「あの人のリーシュ、毛羽立ってたな」と気づいていたら、それが答えです。見ていた、というメッセージが乗ります。
上司・取引先・サーフィンに詳しくない自分が贈るとき
相手がサーフィンをしていて、自分はしていない。この組み合わせがいちばん不安だと思います。
答えはシンプルです。道具ではなく、消耗品かギフトカードにします。道具は好みと規格が細かすぎるので、詳しくない人が当てるのは難しいんです。
サーフショップのギフトカードや、大手ECのギフト券が現実的です。味気ないと思われがちですが、サーフィンの世界では実はとても喜ばれます。欲しい物が明確にある人が多いからです。
失敗しやすいプレゼント ワースト5|サイズと好みの壁
ここからは、避けたほうがいい物を正直に書きます。どれも善意で選ばれやすく、だからこそ外れたときの落差が大きいものです。
1位 ウェットスーツ|サイズと納期の二重の壁
これは文句なしの1位です。理由は3つあります。
まずサイズが合わないと、まったく使えません。1cmの隙間から水が入り、冬なら体温が奪われます。次にブランドごとに規格がちがいます。そして冬用の良いサイズは、12月には売り切れていることが多いんです。
オーダーなら体に合いますが、納期が3〜6週間かかります。12月に注文して、届くのは年明けです。クリスマスには間に合いません。贈りたい場合は「一緒に選びに行く約束」という形にしてください。
2位 サーフボード本体とフィン
板は、体重と技量で必要な浮力が決まります。同じ身長でも、必要なリッター数が10L以上ちがうことがあります。
フィンはさらに細かいです。装着方式がFCS2とFutureに分かれていて、互換性がありません。相手の板の方式を知らないと、そもそも付きません。ここは本人に選ばせるのが正解です。
3位 サーフ系の雑貨・インテリア
波柄のマグカップ、サーフボード型の置物、ヤシの木のステッカー。こういう物は選びやすいので、つい手が伸びます。
でも実際に海で使う人ほど、サーフモチーフの雑貨は持ちません。道具としての機能がないからです。1つあれば十分で、増えても使い道がありません。贈るなら、使用頻度があるタンブラーやタオルまでにしておきましょう。
4位 サングラスとサーフパンツ
どちらも見た目の好みが強く出ます。サングラスは顔の形で似合う形が変わります。サーフパンツは丈とインナーの有無で好みが真っ二つです。
加えて、どちらも夏物です。12月に渡すと、使えるのは来年の6月以降です。本人が欲しがっているモデルを把握している場合だけにしてください。判断材料はサーフィン用サングラスおすすめ6選|海で落ちない選び方と偏光レンズとサーフパンツおすすめ10選|速乾・丈・インナーで選ぶにあります。
5位 日焼け止めと夏物アイテム全般
冒頭のUVハットの話に戻ります。日焼け止め、ラッシュガード、ビーチサンダル。どれも良い物ですが、12月に渡す理由がありません。
しかも日焼け止めは開封後の使用期限があります。半年しまっておくと、分離したり匂いが変わったりします。夏物は夏に贈りましょう。通年で使える物の一覧はサーファーへのプレゼント20選|予算別で外さない物にまとめてあります。
12月の注文期限|いつまでに頼めば25日に間に合うか

ここが、ほかの記事にはほとんど書かれていない部分です。でも実際にいちばん困るのは、ここなんです。
12月の物流は、1年でもっとも混みます。そこに年末の帰省需要が重なります。普段なら翌日に届く物が、3〜4日かかることもあります。
ネット通販の逆算|見るべきは「お届け予定日」だけ
結論から言うと、大手ECなら12月中旬までに注文しておけば、まず安心です。18日を過ぎたら、お届け予定日を1件ずつ確認してください。
ただし「何日まで」という締切は、年によっても配送業者によっても変わります。だから日付を覚えるのではなく、確認する場所を覚えてください。
見るのは商品ページの「お届け予定日」です。カートに入れた段階で表示されます。ここが24日より前になっているかだけを見ます。同じ商品でも、出荷元が自社倉庫か個別の店舗かで数日ちがいます。この差がいちばん事故になりやすいところです。
日時指定ができるなら、必ず使いましょう。23日か24日に指定しておけば、早く届きすぎて隠し場所に困ることもありません。
サーフショップという「最後の保険」
ネットが間に合わないとわかったら、実店舗に切り替えます。これがいちばん確実な手です。
サーフショップには、冬物の消耗品がほぼ常に置いてあります。ワックス、リーシュ、デッキパッド、グローブ、ブーツ。この記事で挙げた物の多くは、店頭で当日手に入ります。
さらにショップには、もう1つ強みがあります。相手の名前を言えば、サイズや好みを把握してくれていることがあるんです。常連なら、スタッフのほうが詳しいことも珍しくありません。これはネットには絶対にできません。
在庫切れが起きやすいアイテムと、その時期
12月に消えやすい物には、はっきり傾向があります。冬物で、サイズがあり、人気ブランドの物です。
具体的には、冬用ウェットスーツのMとLサイズ、5mmブーツの26〜27cm、人気色のドライローブです。これらは11月末から12月前半で薄くなります。真ん中のサイズから先に消えるんです。
逆にワックス、リーシュ、耳栓、デッキパッドは在庫が安定しています。12月20日を過ぎてから動くなら、この4つのどれかに切り替えるのが安全です。中古という選択肢を検討する場合は、メルカリでサーフィン用品を買う・売る|失敗回避の全手順を先に読んでください。プレゼント用途では注意点が多めです。
| 動き出す時期 | 選ぶべきもの | 理由 |
|---|---|---|
| 11月中 | ウェット/ブーツ/ドライローブ | サイズと色が選べる最後のタイミング |
| 12月上旬 | グローブ/ポンチョ/時計 | 在庫はまだ安定、配送も余裕あり |
| 12月中旬 | デッキパッド/リーシュ/耳栓 | サイズ不要で在庫が切れにくい |
| 12月20日以降 | ワックスセット/店頭購入/ギフトカード | 当日入手できる手段に絞る |
ラッピングと渡し方|サーフギアは、箱に入らない
最後に、見落とされがちな話をします。サーフギアは、形がいびつなんです。
リーシュは丸まっていて、ポンチョはかさばります。ブーツは左右セットで細長く、板にいたっては包むという概念がありません。だからラッピングで困る人が多いんです。
形がいびつなギアをどう包むか
いちばん簡単なのは、袋を使うことです。箱に入れようとせず、不透明の巾着やギフトバッグに入れてリボンをかけます。これでポンチョもブーツも収まります。
小物を組み合わせるなら、容器そのものをプレゼントにします。ワックスケースやメッシュバッグに、ワックスとリムーバーを入れる形です。これだと包む必要すらありません。
ネットで買うなら、ギフトラッピングのオプションを確認してください。大手ECなら300〜600円ほどで対応してくれます。ただし12月はラッピング対応で出荷が1〜2日遅れることがあります。期限の逆算に、この日数を足しておきましょう。
現物がなくても成立する渡し方
間に合わなかったときの逃げ道も用意しておきます。これを知っていると、12月23日でも慌てません。
1つ目はギフトカードです。サーフショップの商品券や、EC のギフト券です。2つ目は「一緒に選びに行く約束」をカードに書いて渡す方法です。ウェットスーツのようにサイズが命のアイテムには、むしろこちらが正解です。
3つ目は、サーフトリップやスクールの予約です。日付を書いたカードを渡せば、それ自体がプレゼントになります。物が残らないかわりに、記憶が残ります。
よくある質問(FAQ)
サーファーへのクリスマスプレゼント、予算はいくらが妥当ですか?
相手との関係で決めるのが基本です。サーフ仲間や同僚なら3,000〜5,000円が気楽でちょうどいい金額です。親しい友人なら5,000〜1万円、彼氏・夫・パートナーなら1万〜3万円が中心になります。家族で連名にするなら3万円以上も成立します。金額を上げすぎると、相手にお返しの負担が生まれます。サーフィンは消耗品が多いので、低い予算でも確実に喜ばれるものが選べるのが強みです。
ウェットスーツをプレゼントしても大丈夫ですか?
サプライズでは避けてください。ウェットスーツはサイズが1cmずれるだけで水が入り、冬なら使えなくなります。しかもサイズ表記がブランドごとに違い、同じMLでも胸囲が5cm以上変わることがあります。オーダーにすれば体に合いますが、納期が3〜6週間かかるため12月の注文ではクリスマスに届きません。どうしても贈りたい場合は、ギフトカードか「一緒にショップへ行く約束」の形にしてください。試着してから決めるのが、唯一の失敗しない方法です。
サーフィンを始めたばかりの初心者には何を贈ればいいですか?
まだ持っていない確率が高い物を狙いましょう。初心者が後回しにしがちなのは、耳栓、ワックスケース、着替え用のポンチョです。板やウェットは最初に揃えても、この3つは数年後まで買わない人が多いんです。とくにポンチョは、浜での着替えのストレスを一気に減らします。逆にワックスは最初のセットに入っていることが多いので、かぶる可能性があります。本格的に続けるかわからない段階では、2万円を超える道具は避けたほうが無難です。
自分はサーフィンをしないのですが、選べますか?
選べます。ただし道具は避けて、消耗品かギフトカードに絞ってください。板、フィン、ウェットスーツは規格と好みが細かすぎて、詳しくない人が当てるのは難しいです。安全なのはワックスのセット、ワックスケース、着替えポンチョ、ドライローブです。どれもサイズと技量に関係なく使えます。もう一つの手は、相手の通っているサーフショップで相談することです。常連なら、スタッフが好みやサイズを把握していることがよくあります。
12月は何日までに注文すれば間に合いますか?
大手ECなら12月中旬までの注文が安全圏です。18日を過ぎたら、商品ページの「お届け予定日」を必ず1件ずつ確認してください。締切の日付は年ごとに変わるので、日付を覚えるより確認する場所を覚えるほうが確実です。注意したいのは出荷元の違いで、自社倉庫からの発送か個別店舗からの発送かで数日ずれます。ラッピングを付けると出荷が1〜2日遅れることもあります。20日を過ぎたら、サーフショップの店頭購入に切り替えるのがいちばん確実です。
サイズを間違えたときは交換できますか?
店舗やショップによりますが、タグを切っていなければ交換に応じてもらえるケースが多いです。ただし海水に濡らした後や、ワックスが付いた後は不可になります。グローブやブーツは試着だけなら問題ないことが多いので、渡すときに「サイズ合わなかったら交換できるよ」と伝えておきましょう。レシートかギフトレシートを一緒に渡しておくのが確実です。ネット購入なら、返品期間と送料負担の条件を注文前に確認しておくと安心です。
まとめ
サーフィンをする相手へのクリスマスプレゼントは、3つの条件で絞ると一気にラクになります。
- サイズが要らない物を選ぶ|ワックス、リーシュ、デッキパッド、ポンチョ、耳栓。ウェットスーツとブーツは、サイズを知っている場合だけ
- 消耗する物を選ぶ|持っていてもかぶらない。ワックスは1個300〜600円で、冬はひと月に2〜3個減る
- 12月から使える物を選ぶ|日焼け止めやビーチサンダルは夏に贈る。冬はグローブ、ポンチョ、ドライローブ
- 関係性で金額を決める|仲間は3,000〜5,000円、パートナーは1万〜3万円が目安
- 締切を逆算する|ネットは12月中旬まで。18日以降はお届け予定日を確認し、20日以降は店頭に切り替える
通年で使える定番をもっと見たい方はサーファーへのプレゼント20選|予算別で外さない物へ。冬の装備そのものを揃えたいなら冬サーフィンの寒さ対策20選が役に立ちます。海上がりの快適さに全部を賭けるならサーフィンのドライローブおすすめ|秋冬の着替え防寒ガイドとお着替えポンチョおすすめ10選を比べてみてください。
いちばんいいプレゼントは、次の週末に海へ持っていかれる物です。渡した瞬間に「これ明日使う」と言われたら、それが正解だったということ。迷ったら、相手が先週の海で何に困っていたかを思い出してみましょう。答えはたぶん、そこにあります。


















