「サーフィンを始めたいけれど、ハードルが高そう…」
実はこれ、これからサーフィンを始めたいと思っている多くの人が感じている最初の壁です。
この記事では、サーフィンを始めたいと考えている人に向けて、道具選びや初期費用の目安、サーフィンを始めるのに適した季節・年齢、海での安全対策、スクール選びまで、実際に使えるリアルな情報をぎゅっと詰め込みました。
サーフィンを始める第一歩を、この入門ガイドで応援します!
サーフィン、いつから始める?おじさんでも恥ずかしくない?
サーフィンを始めたいと考えているあなたへ、
サーフィンを始めるのに適した時期や年齢について、お伝えします。
サーフィンを始めるのに適した時期と年齢
サーフィンは、何歳からでも始められるスポーツです。
最近では、40代〜50代でサーフィンを始めて、趣味として続けている人も増えています!
「海を楽しみたい」という気持ちがあれば、いつからでも始めることができますよ。
サーフィンを始める時期に関しては、季節ごとに特徴があるので以下を参考にしてください。
サーフィンを始める季節ごとの特徴
春:初心者が練習しやすい時期
水温が低いため、3mmのフルスーツが必要になります。
夏:もっとも気軽に始めやすい時期
水着だけで入れる日も多いため、もっとも気軽に始めやすいですが、海水浴シーズンで人も多く混雑しがちです。
秋:初心者が練習しやすい時期
秋は水も温かく、波も安定しているため、おすすめです!
冬:寒さ対策が必要
空いている海でじっくり練習したい方には意外と向いているかも。

私がサーフィンを始めたのは、GW頃だったかな〜!
春・秋は、サーフィンを始めるのにベストシーズンだよね。



おじさんでも大丈夫?ってよく聞かれるけど、
何歳からでも楽しめるのがサーフィンの良いところだよ!
1人でも始められる、サーフィンスクールの活用法


1人でサーフィンを始めるなら、サーフィンスクールを利用するのが断然おすすめです!
スクールでは、道具の使い方から海の入り方、安全な波の選び方まで、インストラクターが丁寧に教えてくれます。
また、サーフボード・ウェットスーツのレンタルがセットになっていることが多く、気軽に体験できるのが魅力です。
たとえば、関東エリアの人気サーフスポットである神奈川の湘南エリアや千葉の九十九里エリアには、初心者向けのスクールがたくさんあります。
料金は1レッスンあたり5,000円〜8,000円程度が相場で、レンタル込みのプランも豊富です。
1回の体験で波に乗れる楽しさを感じることができるので「また来たい!」という気持ちになること間違いなしです。



私もスクールから始めました!
1人で来ている人も多くて、サーフィン仲間も出来たよ〜。



海でのルールやマナーも教えてくれるから、最初はスクールに行くのがおすすめだね!
サーフィン初心者がまず買うべきもの
サーフィンを始める時に、まずそろえておくべきアイテムについて、選び方のポイントとともに解説します。
特にサーフボードは、サーフィン上達の近道になるので、慎重に選びましょう!
サーフィンに必要な道具と初期費用の目安
サーフィンを始める時に必要な道具
サーフボード・ウェットスーツ・リーシュコード・フィン・ワックス・着替え用ポンチョ・日焼け止め
これらをすべて新品でそろえると、安いものでも10万円〜15万円程度が初期費用の目安となります。
初期費用を抑えたい人は、サーフボードやウェットスーツはレンタルを活用したり、中古品を購入したりするのも良いでしょう。
まずはスクールで体験してから、本格的に購入を検討するのもおすすめです!



スクールで色んなサーフボードをレンタルしてみて、自分に合うものを見つけるのもアリだね。



このあと、サーフボードやウェットスーツの選び方についても詳しく紹介するよ!
初心者向けサーフボードの種類と選び方


サーフィンを始めたばかりの人におすすめのサーフボードは、浮力があって安定感のあるボードです。
具体的には、ソフトボードまたはファンボードと呼ばれる、7〜8フィート程度の長さのボードがおすすめ。
短くて細いショートボードは、経験者向けであり、初心者には不向きです。
ソフトボード
スポンジ素材でできており、ケガのリスクが少なく、スクールでも使われています。
価格帯は新品で3〜6万円ほどで、サーフショップでのレンタルも可能です。
ファンボード
ソフトボードに比べて硬い素材で出来ています。
中級者へのステップアップにも向いています。



まずは安定性を重視しよう!
たくさんテイクオフできるサーフボードが、サーフィン上達を早めてくれるよ。



安全性を考えるなら、ソフトボードが断然おすすめです!
ウェットスーツの種類と選び方


ウェットスーツは、サーフィンを快適に楽しむための必須アイテム。
まずは、自分がサーフィンを始める季節に合ったウェットスーツを1着用意するのがベストです。
ウェットスーツの種類
・フルスーツ(3mm):長袖・長ズボンのウェットスーツ。春・秋・初冬のかけて、最も汎用性が高いです。
・シーガル:半袖・長ズボンのウェットスーツ。春〜初夏用で、気温は高く、海水温が冷たい時期(6月前後)に使用します。
・スプリング:半袖・半ズボンのウェットスーツ。夏前後(7月・9月)に使用します。
・ロンスプ:長袖・半ズボンのウェットスーツ。気温は低く、海水温が温かい時期(9月・10月頃)に使用します。



関東エリアで春から秋にかけてサーフィンを始める場合は、3mmのフルスーツがあれば安心だよ!



バックジップ(背中にファスナーがある)タイプは、着脱がしやすいため初心者サーファーにおすすめです。
サーフィン用小物
サーフィン用小物は色々ありますが、まずそろえておきたい必須アイテムは、以下の5つになります。
リーシュコード
サーフボードと足首をつなぐ、サーフィンを始めるのに、必須のアイテムです。
波に巻かれても、サーフボードをすぐに手元に引き寄せることができます。
リーシュコードの長さは、サーフボードと同じくらいを目安にしましょう。
フィン
サーフボードに取り付ける、サーフボードの安定と方向性のコントロールに欠かせないパーツです。
固定式と取り外し式があるため、購入したサーフボードの種類によってそろえる必要があります。
ソフトボードの場合、あらかじめフィンが付属している場合もあります。
ワックス
サーフボードの表面に塗って、滑り止めとして使います。
季節によって、ワックスの種類を使い分けるのがポイントです。
日焼け止め
海の紫外線は想像以上に強力です。
ウォータープルーフで、SPF50以上のものが安心!
着替えポンチョ
ビーチでの着替えをスムーズに、かつ人目を気にせずできる便利アイテムです。



リーシュコードとワックスは絶対に必要だから、サーフボードと一緒に購入するのがおすすめです!



リーシュコードは、中古だと劣化で切れてしまう可能性があるので、新品を選ぶのが安全だよ。
安全にサーフィンを楽しむためのルールとマナー
サーフィンは自然相手のスポーツなので、危険を伴う場面もゼロではありません。
また海には独特のルールやマナーが存在していて、知らずに海に入ると思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
安全にサーフィンを楽しむために、知っておくべき基本的なルールやマナーについて詳しく解説していきます。
サーフィンの基本ルール


サーフィンには、安全を守るためのルールが存在します。
初心者サーファーが知っておきたい、特に重要なルールを5つご紹介します。
ワンマン・ワンウェーブ
1つの波には、1人しか乗ってはいけないというルールです。
前乗り禁止(ドロップイン禁止)
すでに誰かが波に乗っているのに、後からその波に割り込んで乗るのは絶対にNG。
事故の原因になり、大きなトラブルに発展する可能性があります。
波のピーク側が優先
波がブレイクし始める高い部分(ピーク)に最も近い人が、その波に乗る優先権を持ちます。
パドリングルートに注意する
沖に戻るときは、他の人がライディングしているラインを横切らないように気をつけましょう。
サーフボードをコントロールする
初心者にありがちなのが、ボードを手放してしまうこと。
波に巻かれても、なるべくしっかりボードをコントロールして、他の人にぶつけるリスクを減らしましょう。



基本的なルールを守ることで、気持ちよくサーフィンを楽しむことができます。



最初は意識するのが難しく感じるかもしれませんが、繰り返し海に入っていくことで自然と身についていくよ!
海での安全対策と注意点


海の状況は日々変わり、同じ場所でも波の大きさや潮の流れが全く違うことがあります。
初心者のうちは、以下の3つに注意してサーフィンを楽しみましょう。
リップカレント(離岸流)
海には、沖に流される強い潮の流れがあります。
カレントの見分け方を知り、流れに逆らわず横に泳ぐ判断力が必要です。
波のサイズ
ひざ〜腰サイズの波から、練習しましょう。
1人でのサーフィンは避ける
何かあったときに助けを求められるよう、初心者のうちは誰かと一緒に行動するのが基本です。



事前にその日の海の情報をチェックして、無理のない範囲で楽しみましょう!



離岸流に巻き込まれるとパニックになることがあるから、慌てずに対処してね!
初心者におすすめのサーフポイントとスクール情報
サーフィンを始める人が安心して通えるサーフポイントや、スクールの選び方についてご紹介します。
関東エリアの初心者向けサーフポイント
波が穏やかで、スクールが併設されているポイントを選ぶことで、安心してサーフィンデビューができます。
ビーチブレイクで、かつ遠浅な地形のポイントが理想的です。
湘南エリア(神奈川) 鵠沼海岸
都内からのアクセスも良く、穏やかな波が多いため初心者に人気です。
サーフスクールも充実していて、ビーチも広くて安心です。
九十九里エリア(千葉):一宮・東浪見周辺
サーフィンの聖地として有名なエリアです。
トイレ・シャワー・駐車場などの設備面が整っているところも多く、サーフカルチャーが根づいています。



車なしで行けるアクセスの良さでいうと、湘南がおすすめだね。



車で行くなら、トイレ・シャワー・駐車場などの設備面が整っているところが良いよ!
サーフィンスクールの選び方


サーフィンのスクールは、たくさんあって迷ってしまうことがあります。
スクールを選ぶ上で大切なポイントは、以下の通りです。
初心者用コースがあるか
まったくの未経験でも安心して参加できるプランがある確認しましょう。
海でのルールやマナーを一緒に教えてくれるコースが安心です。
レンタル代が含まれているか
サーフボードやウェットスーツの貸し出しがセットになっていれば、手ぶらでOKです。
インストラクターの質と対応
サーフィンの経験年数や指導資格を持っているか、口コミで「話しやすい」「教え方が丁寧」と評価されているかもチェックしましょう。
レッスンの人数と時間
少人数制の方が、きめ細かな指導が受けられます。1レッスン1〜2時間が一般的です。



はじめはサーフボードやウェットスーツのレンタル込みの体験コースなどがおすすめ!



レッスン後にその日の映像を見ながらフィードバックしてくれるスクールもあるので、継続して通うことを考えると良いね!
まとめ
この記事では、サーフィンを始めたいと思った時に知っておくべきことをまとめました。
サーフィンに必要な道具はレンタルからでも始められますし、サーフボードやウェットスーツの選び方も、ポイントさえおさえれば難しくありません。
また、サーフィンを安全に楽しむためのルールやマナーは、スクールに行くことで詳しく教えてもらえます。
サーフィンは、波に乗れたときの喜びが忘れられなくなる、不思議な魅力を持つスポーツです。
最初の一歩は小さくて構いません。
スクールを調べてみる、近くの海を見に行ってみる、そんなところからでもOK。
少しずつ、あなたらしいペースで、サーフィンの世界に足を踏み入れてみてください。