2032年ブリスベン五輪へ。
seven x seven Surf Teamが起こす日本サーフィンのパラダイムシフト
seven x seven Surf Teamのローンチイベントに参加して感じたのは、ただ新しいチームが生まれたということではありません。
これは、サーフィンを“閉じた世界”から“社会に開かれたスポーツ”へ変えていく、大きなパラダイムシフトの始まりでした。
日本のサーフィンが、次の時代に入ろうとしている。
2026年5月14日、109シネマズプレミアム新宿で開催された「seven x seven Surf Team Launch Event」に参加してきました。
seven x seven Surf Teamは、千葉・一宮を拠点に立ち上がる、日本初の企業出資型サーフィンクラブチームです。
目指すのは、2032年ブリスベンオリンピックでのメダル獲得。
そして、その先にあるのは、日本のサーフィンがもっと強く、もっと面白く、もっと社会に開かれたスポーツになっていく未来です。
正直に言うと、会場に行く前は「新しいサーフチームの発表会」だと思っていました。
でも、違いました。
選手、家族、コーチ、スポンサー、メディア、そしてファン。
これまでバラバラに存在していたサーフィンを支える力が、ひとつのチームとして動き出す瞬間でした。
個人の努力だけに頼る時代から、チームで世界を目指す時代へ。
サーフィンの内側だけで完結する世界から、社会に開かれたスポーツへ。
結果が出た選手を応援する時代から、挑戦の始まりから共に未来へ賭ける時代へ。
僕らはこの日、日本サーフィンのパラダイムシフトを目撃したのかもしれません。
会場にあったのは、発表会ではなく“時代が動く空気”だった
ローンチイベントという言葉から想像するものがあります。
- ユニフォームのお披露目
- 登壇者の挨拶
- 今後の活動方針
- 華やかな映像
もちろん、今回のイベントにもそうした要素はありました。
seven x seven Surf Teamのプロジェクト発表、BLUE MONSTERプロジェクト発表、トークセッション、
チーム公式ユニフォーム/ウェットスーツ発表など、内容としても非常に濃い時間でした。
でも、会場で感じたものは、それだけではありません。
もっと生々しく、もっと熱く、もっと切実なものがありました。
ここから本当に始める。
簡単ではないけれど、やる。
日本のサーフィンを次のステージへ進める。
そんな空気が、会場全体にありました。
きれいに整った成功発表ではありません。
挑戦者たちが、ようやくスタートラインに立った瞬間でした。
だからこそ、熱かった。
seven x sevenの緒方さんが、一緒に始めた意味
このプロジェクトにおいて、大きな意味を持っていたのが、seven x sevenの緒方さんがスポンサーとして最初に一緒にスタートしてくれたことです。
スポンサーという言葉だけで見ると、ロゴを出す、資金を提供する、ユニフォームに名前が入る、というイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも今回感じたのは、まったく違いました。
緒方さんの関わり方、イベント時の姿からでは、結果が出た選手に後から乗るのではなく、
発起人の熱量に、何が生まれるかわからない未来、それに一緒にチャレンジする姿勢がありました。
これは、とても大きい。
サーフィンで世界を目指すには、才能だけでは足りません。
- 遠征費がいる
- 練習環境がいる
- コーチがいる
- 撮影や発信がいる
- スポンサー活動も必要になる
- 家族の理解も、学校や生活の調整も必要になる
それらを選手本人と家族だけで背負うには、あまりにも重い。
だからこそ、企業が挑戦の初期段階から一緒に立つことには意味があります。
まだ世の中に知られていない才能を信じる。
勝った後ではなく、勝つためのプロセスに投資する。
名前としてはスポンサーかもしれませんが、単なる協賛ではありませんでした。
未来への参加です。
seven x sevenの緒方さんが一緒にスタートしたことは、
このプロジェクトがただの競技チームではなく、新しいスポーツ支援の形であることを示していました。
コーチもまた、このパラダイムシフトの当事者だった
今回のイベントで強く感じたのは、コーチ陣の存在の大きさです。
サーフィンのコーチという仕事は、簡単ではありません。
サーフィンは、自然を相手にするスポーツです。
同じ波は二度と来ない。
風も、潮も、地形も、天候も変わる。
選手のコンディションも、メンタルも、その日によって変わる。
プールのように、決められたレーンがあるわけではありません。
体育館のように、同じコートで同じ条件を再現できるわけでもありません。
その中で選手を見る。
- 技術を見る
- 判断を見る
- 波の選び方を見る
- 勝負勘を見る
- 伸びしろを見る
- その選手が世界で戦うために何が必要なのかを考える
これは、ものすごく難しい仕事です。
さらに、チームとして選手を育てるとなれば、単に技術指導をするだけでは足りません。
選手同士の関係性。
日々の練習環境。
大会への準備。
メンタルの浮き沈み。
家族との連携。
スポンサーやメディアとの関わり。
コーチは、選手の競技力だけではなく、人生の時間にも深く関わる存在になります。
今回のプロジェクトでは、コーチもまた新しい挑戦の当事者でした。
個人で頑張る選手を個別に見るだけではなく、チームとして、仕組みとして、未来の選手を育てていく。
選手が変わる。
支援者が変わる。
そして、コーチの役割も変わる。
seven x seven Surf Teamは、その変化を正面から引き受けようとしていました。
家族の覚悟が、このプロジェクトの熱量を支えている
この日、一番胸に残った話のひとつが、家族の支援でした。
選手の挑戦は、選手本人だけのものではありません。
特に若い選手が本気で世界を目指すとき、その挑戦は家族全体の挑戦になります。
- 練習場所
- 学校
- 生活拠点
- 親の仕事
- 移動時間
- 金銭的な負担
- 日々の食事や体調管理
- 未来が見えない中で子どもを信じ続ける覚悟
「応援する」という言葉では、とても足りない現実があります。
今回、特に印象的だったのは、発起人の中西さんの娘さんの高校進学のタイミングで、
東京の立川から千葉の茂原へ引っ越しをし、進学する道を選んでいたという話です。
しかも、その時点ではプロジェクトが正式に決まっていたわけではありませんでした。
それでも、父を応援するために、このプロジェクトと本気で向き合える環境を選び、千葉の学校へ進学することを決めていた。
これは、ものすごい覚悟だと思います。
サーファーだけじゃなく、一番先頭に立つ監督も家族の支援を受けている、背中で語るとはこのことだな、と思いました。
住む場所が変わる。
学校が変わる。
友人関係が変わる。
親の移動や仕事の負担も変わる。
家族の日常そのものが変わる。
未来が保証されていない中で、それでも可能性に賭ける。
その覚悟があったからこそ、今回のプロジェクトの言葉には重みがありました。
seven x seven Surf Teamが本当に受け止めようとしているのは、
選手本人の夢だけではないのかもしれません。
その後ろにある家族の時間。
家族の不安。
家族の決断。
そして、家族ごと未来へ進もうとする覚悟。
このプロジェクトは、そこまで含めて支えようとしているように見えました。
だからこそ、これはパラダイムシフトなのだと思います。
選手個人だけを応援する時代から、選手を取り巻く環境ごと支える時代へ。
その変化が、確かに始まっていました。
目標は2032年ブリスベン五輪のメダル獲得
seven x seven Surf Teamが掲げる大きな目標は、2032年ブリスベン五輪でのメダル獲得です。
この目標は、とてもわかりやすい。
でも今回のイベントで感じたのは、オリンピックメダルそのものだけが目的ではないということでした。
サーフィンには、独自の世界があります。
CTをはじめとした世界最高峰のツアーがあり、コアなファンがいて、
海を中心に育まれてきたカルチャーがあります。
その世界は、サーフィンを愛する人にとってはとても深く、魅力的なものです。
でも一方で、サーフィンをまだ知らない人にとっては、少し入りづらい世界でもあります。
- 大会の仕組みがわからない
- 選手の名前を知らない
- 何がすごいのかがわかりにくい
- どこで応援すればいいのかも見えにくい
サーフィンはかっこいい。
でも、一般のスポーツファンにとっては、まだ“応援の入口”が少ない。
だからこそ、オリンピックという目標には大きな意味があります。
オリンピックは、サーフィンを知らない人にも届く舞台です。
サーフィン業界の中だけで完結しない、社会に開かれたスポーツの舞台です。
「メダル」
「世界への挑戦」
この言葉は、サーフィンを知らない人にも届きます。
家族で応援できる。
学校で話題になる。
企業が支援しやすくなる。
メディアが取り上げやすくなる。
子どもたちが「あの選手みたいになりたい」と思える。
つまり、オリンピックを目指すことは、
サーフィンを“内側のカルチャー”から“外側に開かれたスポーツ”へ広げるための大きな入口でもあるのです。
seven x seven Surf Teamが2032年ブリスベン五輪を目標に掲げる意味は、そこにあるのだと思います。
ただ強い選手を育てるだけではない。
ただメダルを獲るだけでもない。
サーフィンを、もっと多くの人が知り、応援し、憧れるスポーツにしていく。
そのために、オリンピックという共通言語を使う。
これは、サーフィン界にとって大きなパラダイムシフトです。
サーフィンを“閉じた世界”から“社会に開かれたスポーツ”へ
サーフィンには、深いカルチャーがあります。
- 海に通う人にしかわからない感覚
- 波を待つ時間
- 自然と向き合う緊張感
- 一本の波にすべてを込める集中力
- ローカルコミュニティや仲間とのつながり
その魅力は、サーフィンの核です。
だから、サーフィンをポピュラーなスポーツにしていくということは、サーフィンのカルチャーを薄めることではありません。
むしろ逆です。
サーフィンが本来持っている魅力を、もっと多くの人に届く形に翻訳していくこと。
海の中で起きている熱狂を、社会の中へ広げていくこと。
CTやコアなサーフカルチャーの価値を大切にしながら、そこだけに閉じない。
サーフィンをやっている人だけが楽しむものから、
サーフィンを知らない人も応援できるものへ。
専門的な競技から、
家族で、学校で、企業で、地域で応援できるスポーツへ。
seven x seven Surf Teamの挑戦は、そこに向かっているように見えました。
「サーフィンを広げる」とは、単に競技人口を増やすことではありません。
選手の名前が知られること。
成長の物語が届くこと。
スポンサーが支援しやすい文脈が生まれること。
メディアが継続的に追いかけたくなること。
子どもたちが憧れられるロールモデルが生まれること。
そうやって、サーフィンが社会の中に居場所を持っていく。
2032年ブリスベン五輪は、その象徴になるのかもしれません。
トップ選手と同じ波をシェアできる。それがサーフィンの唯一無二の価値
サーフィンには、他のスポーツにはなかなかない特別な価値があります。
それは、トップ選手と同じ海に入り、同じ波を待ち、時には同じ時間をシェアできることです。
サッカーで、一般の人がJリーガーと同じピッチに立つことはほとんどありません。
野球で、プロ野球選手と同じグラウンドに立ち、同じ試合で打席に入ることもほとんどありません。
バスケットボールでも、陸上でも、水泳でも、トップ選手と一般の人が同じ競技空間を共有する機会は限られています。
でも、サーフィンは違います。
海は、誰かだけのものではありません。
もちろん、ルールやマナー、ローカルへのリスペクトは必要です。
安全に対する理解も欠かせません。
それでも、サーフィンでは、トップ選手と一般のサーファーが同じ海に入り、
同じピークで波を待つことがあります。
目の前でトップ選手のライディングを見る。
同じセットを見て、同じ緊張感を味わう。
一本の波に向き合う姿勢を、すぐ近くで感じる。
これは、他のスポーツではなかなか味わえない体験です。
そして、この距離感こそが、サーフィンの大きな魅力だと思います。
トップ選手が遠いスターで終わらない。
同じ海にいる存在として、憧れられる。
子どもたちは、目の前でその背中を見ることができる。
一般のサーファーも、海の中でその凄さを体感できる。
だからこそ、サーフィンをポピュラーなスポーツにしていくためには、この価値をもっと伝えていく必要があります。
サーフィンは、観客席から見るだけのスポーツではありません。
海に入ることで、トップ選手の凄さを肌で感じられるスポーツです。
同じ波を待つことで、その世界の一部になれるスポーツです。
憧れと日常が、同じ海の上でつながるスポーツです。
seven x seven Surf Teamが目指す未来も、そこにあるのだと思います。
トップ選手を遠い存在にするのではなく、
子どもたちや地域のサーファーが憧れ、触れ、学び、同じ海で成長していける環境をつくる。
それは、サーフィンだからこそできる育成であり、サーフィンだからこそ生まれる文化です。
その先にあるのは、サーフィン版“Jリーグ”のような未来
seven x seven Surf Teamの挑戦は、2032年ブリスベン五輪のメダル獲得だけで終わるものではありません。
その先に見えているのは、日本のサーフィン全体の構造を変えていく未来です。
たとえば、サッカーにはJリーグがあります。
地域にクラブがあり、トップチームがあり、アカデミーがあり、スクールがあり、子どもたちが憧れる選手がいる。
地元に応援するチームがあり、子どもたちはその背中を見て育ち、
地域の人たちはチームを通じてスポーツに関わることができます。
seven x seven Surf Teamが描いている未来も、それに近いものなのかもしれません。
- トップチームがある
- その下に育成の仕組みがある
- キッズスクールがある
- サーフィンスクールがある
- 選手が成長していくリーグや大会の導線がある
- 全国各地に地域を代表するサーフィンチームが生まれていく
そんな未来です。
サーフィンは、これまでどうしても個人の競技、個人の挑戦として見られやすいスポーツでした。
もちろん、海に入るのは選手本人です。
波に乗るのも、勝負するのも本人です。
でも、スポーツとして大きく広がっていくためには、個人の才能だけに頼るのではなく、育成の仕組みが必要になります。
子どもたちが安全にサーフィンを始められる場所。
上達するためのスクール。
本気で競技を目指すための育成環境。
地域のトップチーム。
憧れの選手。
応援するファン。
そして、次の世代へつながる道筋。
これらがつながったとき、サーフィンはもっと社会に開かれたスポーツになっていくはずです。
seven x seven Surf Teamは、その未来に向けた最初のモデルケースになる可能性があります。
そんな循環が全国に広がれば、日本のサーフィンは大きく変わります。
湘南にトップチームがある。
千葉にトップチームがある。
宮崎にトップチームがある。
静岡、茨城、徳島、高知、福島、新潟、北海道にも、それぞれの海と地域に根ざしたチームがある。
地域ごとに育成があり、スクールがあり、リーグがあり、トップ選手がいる。
子どもたちは、自分の地域のチームに憧れながらサーフィンを始める。
ファンは、自分の街のチームを応援する。
企業は、地域スポーツとしてチームを支える。
選手は、個人ではなくチームの中で成長していく。
それは、サーフィンを“やる人だけのスポーツ”から、“地域で応援されるスポーツ”へ変えていく未来です。
2032年ブリスベン五輪は、その象徴的な目標です。
でも、その先にはもっと大きなビジョンがある。
日本全国にサーフィンのトップチームがあり、
子どもたちがスクールから育成へ、育成からトップチームへ、そして世界へと挑戦していける道がある。
seven x seven Surf Teamのローンチイベントで感じたのは、まさにその未来の入口でした。
これは、ひとつのチームの始まりではありません。
日本のサーフィンに、クラブ文化と育成文化を根づかせていくための、最初の大きな一歩なのだと思います。
ユニフォームとウェットスーツにも、プロジェクトの思想が宿っていた
今回のイベントでは、チーム公式ユニフォームとウェットスーツも発表されました。
そのデザインを手がけたのは、スタイリスト/ファッションディレクターの近藤昌さんです。
近藤さんは、ファッションの世界で長く活動し、SHIPSやZOZOTOWNの立ち上げにも関わってきた人物。
本田圭佑さんをはじめ、アスリートや著名人のスタイリングにも携わってきたスタイリストとして知られています。
そんな近藤さんがデザインしたウェットスーツは、奇をてらうものではなく、シンプルな仕上がりでした。
でも、そのシンプルさが良かった。
ユニフォームやウェットスーツは、ただの衣装ではありません。
チームの思想を外に伝えるものです。
選手の姿勢を可視化するものです。
そして、応援する人たちが「このチームを見たい」と思うための象徴でもあります。
サーフィンをポピュラーなスポーツにしていくなら、競技力だけではなく、“どう見えるか”も大切になります。
それは見た目を飾るという意味ではありません。
選手がどんな存在として社会に見られるのか。
チームがどんな価値を背負っているのか。
サーフィンがどんな未来を描こうとしているのか。
そうしたものが、ユニフォームやウェットスーツには表れます。
今回のシンプルなデザインには、競技としての強さと、カルチャーとしての美しさを両立させようとする意思を感じました。
BLUE MONSTERは、才能だけを見ない。家族の覚悟まで見ていくオーディション
今回のプロジェクトの大きな柱のひとつが、「BLUE MONSTER ー蒼き海の怪物ー」です。
BLUE MONSTERは、次世代サーファーを発掘する選手選抜オーディション番組です。
今回のオーディションの参加条件は、15歳から29歳まで。
そして、合宿に参加できること。
エントリーページはローンチイベント当日から公開され、公式LINEから登録できる流れになっています。
オンライン説明会の日程も、エントリーページ上で公開されています。
ここだけを見ると、一般的なオーディションのように見えるかもしれません。
でも、BLUE MONSTERが他と違うのは、選考の見方です。
書類選考で選ばれるのは15名。
そこから、最終的なチームメンバーが選ばれていく。
ただし、見られるのはサーフィンの実力だけではありません。
このプロジェクトでは、家族との面談も必須になるといいます。
これは、とても大きな意味を持っています。
若い選手が本気で世界を目指すということは、本人だけの挑戦ではありません。
- 遠征がある
- 合宿がある
- 学校や仕事との調整がある
- 生活リズムが変わる
- 金銭面や時間面の負担も生まれる
- 結果がすぐに出るとは限らない時間を、家族も一緒に走ることになる
だからこそ、メリットだけを伝えて選手を集めるのではなく、デメリットもきちんと説明する。
華やかな面だけではなく、大変な面も伝える。
夢だけではなく、現実も共有する。
選手本人だけではなく、家族も含めて覚悟を確認していく。
この姿勢に、seven x seven Surf Teamの本気度が表れているように感じました。
「世界を目指す時間を、家族ごと支えられる選手を見ていく」。
これは、これまでのオーディションとはまったく違う考え方です。
サーフィンの才能は、海の上だけで決まるものではありません。
挑戦を続けられる環境があるか。
支えてくれる人がいるか。
苦しい時期を乗り越えられる関係性があるか。
本人だけでなく、家族もその道を理解できているか。
そこまで含めて見ていくからこそ、このプロジェクトは単なる選手発掘ではなく、育成であり、チームづくりなのだと思います。
BLUE MONSTERは、スターを探すためだけの企画ではありません。
選手の人生に入り込み、家族の覚悟に向き合い、サーフィンで世界を目指すということの現実を、社会に見せていくプロジェクトです。
だからこそ、このオーディション自体が、すでにパラダイムシフトなのだと思います。
選手を“個人”として見る時代から、
選手を取り巻く“環境”ごと見ていく時代へ。
この日、エントリーが始まったのは、単なる募集開始ではありません。
2032年ブリスベン五輪へ向けた、本当の意味での第一歩でした。
個人競技から、“チームで世界を目指す”時代へ
サーフィンは、個人競技です。
波に乗るのは選手本人。
判断するのも本人。
勝負するのも本人。
その事実は変わりません。
でも、世界を目指すプロセスは、もはや個人だけでは成立しません。
これはサーフィンに限らず、あらゆるスポーツで起きている変化だと思います。
才能ある選手が、気合いと根性だけで上に行く時代ではない。
- 環境が必要です
- データが必要です
- コーチングが必要です
- 発信が必要です
- 資金が必要です
- メンタルサポートが必要です
- 継続して挑戦できる仕組みが必要です
seven x seven Surf Teamが見せたのは、まさにその仕組みでした。
選手をひとりにしない。
家族だけに背負わせない。
コーチだけに任せない。
企業が一緒に未来へ賭ける。
メディアが物語を届ける。
ファンが成長を追いかける。
この全体設計があることで、選手はもっと競技に集中できます。
そして、見る側もただ結果を見るだけではなく、その成長のプロセスを一緒に体験できます。
この変化は大きい。
サーフィンが「やる人だけのもの」から、「応援し、育て、共に進むカルチャー」へと広がっていく可能性がある。
seven x seven Surf Teamは、その入り口に立っています。
何度も断られ、それでも前に進んだ人たちがいた
今回のイベントが胸を打ったのは、華やかだったからではありません。
むしろ、その逆です。
華やかな発表の裏側に、泥臭い時間があったことが伝わってきたからです。
何度も断られた。
何度もチャレンジした。
それでも、諦めなかった。
新しいことを始めるとき、最初から全員が賛成してくれるわけではありません。
理解されないこともある。
タイミングが合わないこともある。
リスクが大きいと言われることもある。
「本当にできるのか」と問われることもある。
それでも前に進んだ人たちがいました。
スポンサーとして一緒に始める人がいた。
コーチとして背負う人がいた。
家族として先に覚悟を決める人がいた。
そして、選手としてその未来に挑もうとする人がいた。
この日、会場にあった熱量の正体は、そこだったと思います。
まだ完成していない。
まだ成功が約束されていない。
でも、それでも始める。
その覚悟が、人の心を動かす。
seven x seven Surf Teamのローンチイベントは、きれいに整った成功発表ではありませんでした。
挑戦者たちが、ようやくスタートラインに立った瞬間でした。
だからこそ、熱かった。
僕らは、パラダイムシフトの目撃者になった
このイベントに参加して、強く思ったことがあります。
僕らはこの日、日本サーフィンのパラダイムシフトの目撃者になったのかもしれません。
- 個人の努力だけに頼る時代から、チームで支える時代へ
- 結果が出てから支援する時代から、挑戦の始まりに投資する時代へ
- 選手だけを見る時代から、家族やコーチ、スポンサーまで含めた物語を見る時代へ
- サーフィン業界の中だけで完結する競技から、社会に開かれたスポーツへ
seven x seven Surf Teamのローンチイベントは、ただの発表会ではありませんでした。
日本のサーフィンが、次のステージへ進もうとする瞬間でした。
その始まりを、この目で見た。
この波は、まだ立ち上がったばかりです。
でも、確かに動き始めています。
日本のサーフィンの未来を変えるかもしれない大きな波を、一緒に観ていきましょう
※写真、関係者コメント、エントリーページURL、公式LINE導線、BLUE MONSTERの詳細スケジュールは、確認後に追記予定です。












