サーフィン用品のセール時期はいつ?買い時カレンダー2026

サーフショップの店先に並ぶサーフボード。サーフィン用品が安くなる時期を品目別に整理した買い時カレンダー

12月の頭、寒さに負けて定価でセミドライを買った。7万円。それから2か月後の2月、同じモデルが同じ店で3割引になっているのを見た。「あと2か月、去年のウェットで我慢すれば2万円浮いたのか…」。海から上がった駐車場で、値札の写真を見ながら固まった経験、ありませんか?

サーフィン用品は、品目ごとに安くなる月がまったく違います。冬のウェットが最安になるのは2〜3月。夏物は9〜10月。サーフボードは1〜2月。ブーツやグローブは、必要になる11月が一番高くて、春の処分が一番安い。この「ズレ」を知らないまま、必要になった月に買うから、毎年少しずつ損をするんです。

この記事では、サーフィン用品が安くなる時期を品目別の12か月カレンダーにまとめました。ウェット・ボード・防寒小物・ウェア・小物、それぞれの最安月と、その理由。ブラックフライデーや年末年始などの大型セールで何を狙うか。そして「安いから買う」で失敗するパターンまで。逆に「この月にこれは買うな」もはっきり書きます。読み終わる頃には、来年分の買い物計画が立っているはずです。

目次

目次

  • 結論|品目別・最安月カレンダー(一覧表)
  • ウェットスーツ|型落ちが出る時期とオーダー納期から逆算する買い時
  • サーフボード|新作サイクルと型落ち処分のタイミング
  • ブーツ・グローブ・防寒小物|秋に買うと高い理由
  • 大型セール別の攻略|ブラックフライデー・年末年始・プライムデー・決算期
  • 「安いから買う」で失敗する3パターン
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ

結論|品目別・最安月カレンダー(一覧表)

月間プランナーを開いた机。サーフ用品は品目ごとに最安月が違うため12か月カレンダーで整理する
サーフ用品は「必要になる月」と「安くなる月」が2〜4か月ズレます。この表を一年の買い物の地図にしてください

先に結論の表を置きます。縦が品目、横が「最安の月」「次に安い月」「一番高い月」「買ってはいけない月」です。この記事の残りは、すべてこの表の理由の説明だと思ってください。

品目最安の月次に安い月一番高い月買ってはいけない月と理由
冬用ウェット(セミドライ・5/3mm)2〜3月(最終処分)11月下旬(BF)10〜11月12〜1月:定価で在庫も薄い
3mmフルスーツ・シーガル3〜4月(冬物処分と同時)9〜10月5〜6月(新作が出そろう)―(年中比較的安定)
夏用(スプリング・タッパー)9〜10月(夏物処分)8月下旬5〜7月6〜7月:定価で人気サイズ完売
オーダーウェット8〜9月(早期割引)4〜5月(春の早期割引)10〜12月(繁忙・割引なし)12月:納期が真冬に間に合わない
サーフボード(新品)1〜2月(在庫処分・決算)9〜10月(夏の在庫整理)5〜7月6〜8月:値引きゼロ・納期最長
サーフボード(中古)9〜10月(夏組の手放し)3〜4月5〜7月7〜8月:相場が上がる
ブーツ・グローブ・ヘッドキャップ3〜4月(冬物処分)11月上旬〜中旬(クーポン)12〜1月12月:人気サイズ欠品・定価
ポンチョ・防寒ウェア・インナー3〜4月11月下旬(BF)10〜12月―
ワックス・リーシュ・フィン等の小物値引き自体が少ないポイント倍率の高い日――(欲しいときに買ってOK)

読み方のコツは「必要な月の1〜2か月前」ではなく「前のシーズンの終わり」

表を眺めると、ひとつの法則が見えてきます。安いのは「そのシーズンが終わる月」。高いのは「そのシーズンが始まる月」。冬物なら2〜3月が安く、10〜11月が高い。夏物なら9〜10月が安く、5〜7月が高い。当たり前に聞こえますが、サーフィンだとこれが難しいんです。

理由は、多くの人が「必要になってから買う」から。11月に水温が20℃を切って、初めてブーツを探す。12月の朝イチで震えて、初めてセミドライを検討する。その時期は需要のピークで、店もブランドも値引きする理由がありません。当サイトの秋冬装備チェックリストで「買い時は着る1か月前」と書いたのは、この最低ラインの話です。本記事はその1歩先、「前のシーズンの終わりに来年の分を買う」という視点で組んでいます。

「ズレ」を使うと年間でいくら変わるか

ざっくり試算してみます。セミドライを12月に定価7万円で買う人と、翌2〜3月に処分価格で買う人。処分価格は2〜3割引が相場なので、差は1.5万〜2万円です。ブーツとグローブを12月に定価で買うと合計1.5万円前後。3〜4月の処分なら1万円を切ることも珍しくありません。サーフボードは新品で6〜8月に買うか、1〜2月の在庫処分で買うかで1万〜3万円変わります。全部足すと、年間で4万〜6万円。サーフィンの初期費用が10万〜18万円というのを考えると、無視できない額ですよね。

ただし注意があります。安い月は「サイズと色が選べない月」でもあるんです。冬物の最終処分でMサイズの人気モデルが残っていることは、正直あまりありません。この記事の後半で「安いから買う」の失敗パターンを書いているのは、そのためです。カレンダーは「待てるなら待つ」の判断材料であって、「必ず待て」ではありません。

ウェットスーツ|型落ちが出る時期とオーダー納期から逆算する買い時

冬の砂浜でウェットスーツを着てサーフボードを運ぶサーファー。ウェットスーツの型落ちと買い時
冬ウェットの最安は2〜3月。ただし「初めての1着」と「去年のがもう限界」の人は待たずに9〜10月に動くのが正解です

ウェットスーツは、サーフ用品の中で一番「時期で値段が動く」品目です。冬物と夏物で安くなる月が真逆になるうえ、既製とオーダーでも買い時がズレます。まず市場で何が起きているかを月別に押さえましょう。

冬物の型落ちが出るのは2〜3月、夏物は9〜10月

ウェットのブランドは、多くが年に2回、新作を出します。冬モデルは8〜9月に発表され、10〜11月に店頭に並びます。夏モデルは3〜4月に発表され、5〜6月に並びます。つまり、冬物が「型落ち」になるのは翌年の秋ですが、店が在庫を減らしたいのは、冬が終わる2〜3月なんです。このタイミングで「冬物最終処分」「ウィンタークリアランス」が始まり、値引き幅は2〜3割が目安になります。

夏物も同じ構造です。9月に入ると、スプリングやタッパーは店にとって「来年まで動かない在庫」。だから9〜10月に処分が始まります。しかも9〜10月は関東ならまだ水温が22〜24℃あって、スプリングで入れる月です。この月に来年の夏用を買っておくと、値引きされたものをすぐ使えて、翌年もそのまま使えます。一番おいしい買い方だと思っています。

逆に、冬物を10〜11月に「型落ちで安く」と探しても、まず残っていません。前年の冬物は2〜3月で処分が終わり、残った在庫も夏の間に消えています。10〜11月の店頭にあるのは新作の定価品だけ。この月に冬ウェットを探すなら、価格ではなく「サイズと色が全部そろっている」ことを買っていると割り切ってください。月別の詳しい動きはウェットスーツはどこで買う?のカレンダーとも共通です。

オーダーは「セール」ではなく「早期割引」を狙う

オーダーウェットには、既製のような処分セールがありません。作ってから売るものではないからです。その代わりにあるのが「早期オーダー割引」。冬物なら8〜9月、夏物なら4〜5月に、多くのショップやブランドが1〜2割引や特典付きの受付をします。ここが、オーダーにとっての「セール時期」です。

さらに大事なのが納期です。オーダーの製作期間は通常3〜6週間、10〜11月の繁忙期は8週間に伸びることもあります。12月に注文すると、届くのは1月末から2月。一番寒い時期を古いウェットで越すことになります。だから冬用のオーダーは、割引と納期の両方の理由で8〜9月が正解なんです。価格帯や採寸の流れはウェットスーツのオーダー完全ガイドにまとめています。

既製ウェットの「待つ/待たない」判定

ここまで読んで「じゃあ2〜3月まで待とう」と思った人、ちょっと待ってください。待っていいのは、次の3つを全部満たす人だけです。自分の既製サイズを把握している。2着目以降である。去年のウェットが今シーズンをまだ越せる。

逆に、初めての1着、去年のウェットの首や手首がゆるんでいる、体型的にオーダーが必要。このどれかに当てはまるなら、9〜10月に定価で買うほうが結果的に得です。セールで2万円浮かせるより、12月に新しいウェットで入れる価値のほうが大きい。去年のウェットが「まだいけるか」はウェットスーツの寿命と買い替えサインで確認してみてください。首まわりのゆるみが出ていたら、その1着はもう冬を越せません。

ちなみに、価格を最優先するなら中古という選択もあります。相場は新品の3〜5割で、9〜10月と3〜4月に出物が増えます。ただし当たり外れが大きいので、中古ウェットスーツの状態チェック7項目を見てから判断してください。

ウェットの種類最安の月その理由待たずに買う人
セミドライ(既製)2〜3月冬物最終処分。2〜3割引初めての1着/去年のが限界
セミドライ(オーダー)8〜9月早期割引+納期に余裕12月以降は間に合わない
3mmフル・シーガル3〜4月冬物処分と一緒に値下がり5〜6月に新作を選びたい人
スプリング・タッパー9〜10月夏物処分。まだ着られる月6〜7月に必要な初心者

サーフボード|新作サイクルと型落ち処分のタイミング

ショップの棚に並ぶサーフボードの列。サーフボードの新作サイクルと型落ち処分のタイミング
サーフボードは6〜8月が一番高く、1〜2月が一番安い。夏の需要ピークと冬の在庫処分が真逆に動きます

サーフボードは、ウェットほど「型落ち」の概念がはっきりしません。同じモデルが何年も売られますし、シェイパーのハンドシェイプは季節と関係なく作られます。それでも、値段が動く時期ははっきりあります。動かしているのは「需要」と「店の在庫事情」です。

新品が安いのは1〜2月、高いのは6〜8月

サーフボードの需要が一番高いのは6〜8月です。夏に始める人、夏休みにトリップへ行く人、全部この時期に集中します。店は値引きしなくても売れるので、この時期のボードは基本的に定価。オーダーの納期も長くなり、人気ブランドの既製は「入荷待ち」が普通になります。

逆に1〜2月は、ボードが一番動かない時期です。寒くて始める人が少なく、買い替える人も少ない。ここで店は在庫を減らしたくなり、「在庫処分」「型落ち」「展示品」の値引きが出てきます。多くのショップの決算が2〜3月または8〜9月に集中していることも、この時期の値引きを後押ししています。値引き幅は1〜3割。ソフトボードや量販店のブランドは、もう少し大きく動くこともあります。

もうひとつ狙い目なのが9〜10月です。夏に仕入れた在庫が残った店が「夏の在庫整理」をする時期で、1〜2月ほどではないものの値引きが出ます。そしてこの月は、波が一年で一番まとまる月でもあります。「安く買って、すぐ良い波で乗れる」という意味では、9〜10月が実は一番気持ちいい買い時かもしれません。

中古ボードは9〜10月に「夏組の手放し」が増える

中古の相場が下がるのは、市場に玉数が増えるときです。一番増えるのは9〜10月。夏に始めて続かなかった人が、きれいな初心者ボードを手放す時期です。傷の少ないソフトボードやファンボードが、この時期にまとめて出てきます。次に増えるのが3〜4月。冬の間に上達した人が、次の1本に乗り換えるために前の板を売ります。

逆に7〜8月は、中古の相場が上がります。初心者が一斉に探す時期なので、多少傷があっても売れてしまうからです。夏に始める人が中古で探すなら、6月中に動くのが正解。中古ボードの見るべきポイントは中古サーフボードの選び方で詳しく書いています。

ちなみに、自分の板を売る側なら、この逆をやればいい。需要が上がる5〜6月に出せば、9〜10月より高く売れます。サーフボードの買取と売り方も参考にしてください。

初心者は「安い月」より「続けられるか」で決める

ここは正直に書きます。初心者の最初の1本は、安い月を待つより「始めたい時期に始める」ほうが大事です。9月に始めたいのに、1〜2月の処分を待って始めるのを遅らせるのは本末転倒。その間にモチベーションが下がるほうが、1万円の損より痛いです。

最初の1本で価格を抑えたいなら、月ではなく「種類と買う場所」で下げましょう。ソフトボードなら新品でも3〜6万円で、処分時期でなくても十分安い。量販店やネットのプライベートブランドも、季節に関係なく手頃です。ソフトボードおすすめ8選とサーフボードはどこで買う?を組み合わせると、時期を待たずに予算内に収まります。2本目以降、ステップアップの1本を選ぶ段階になったら、この記事のカレンダーで待つ価値が出てきます。

ブーツ・グローブ・防寒小物|秋に買うと高い理由

黒のウェットスーツで波に乗る冬のサーファー。ブーツ・グローブなど防寒小物を秋に買うと高い理由
ブーツやグローブは「必要になる月」が一番高い。11月に慌てて買うか、10月に買うか、3〜4月に来季分を買うかで差が出ます

ブーツ、グローブ、ヘッドキャップ、インナー、ポンチョ。この防寒小物グループは、単価は小さいのに「買う月で損しやすい」代表格です。理由は単純で、必要になった瞬間に買う人がほとんどだから。水温が下がって足が痛くなった週末に、店に駆け込む。その日は一年で一番高い日なんです。

11月下旬〜12月が「一番高くて、一番ない」月

防寒小物の需要は11月下旬から12月に一気に立ち上がります。関東ならブーツの投入ラインが水温16〜18℃で11月下旬〜12月上旬、グローブが14〜16℃で12月下旬〜1月。みんなが同じタイミングで探すので、店は値引きしませんし、人気サイズから消えていきます。特にブーツの26〜27cm、グローブのMは、12月に入ると欠品が目立ちます。

ここで起きるのが「あるものを買う」現象。本当は3mmが欲しいのに5mmしかない。5本指が欲しいのにミトンしかない。仕方なく買って、パドルが重くて後悔する。ブーツとグローブの厚さ選びは、サーフブーツはいつから?とサーフグローブはいつから?で水温別に整理しているので、先に「欲しい仕様」を決めておいてください。

安く買うなら3〜4月の処分か、11月上旬のクーポン

防寒小物が一番安いのは3〜4月です。冬物ウェットの最終処分と一緒に、ブーツもグローブも値下がりします。2〜4割引はよく見ますし、店によっては半額近くまで下がることもあります。ただしサイズは残り物。自分のサイズがあればラッキー、くらいの気持ちで見てください。

「今年の冬に使いたい」なら、次善は10月〜11月上旬です。この時期は新作がそろっていて、まだ値引きはありません。ただ、量販店やモールがクーポンやポイント倍率で、実質1〜2割引にすることがあります。例年、大手量販店が11月上旬〜中旬にブーツ・グローブのアプリクーポンを配信していて、狙い目になっています。定価でも「全サイズある10月」に買うほうが、「欠品の12月」より満足度は高いはずです。

ポンチョやドライローブなどの着替え系も同じ構造です。10〜12月が需要のピークで、3〜4月に処分が出ます。ただしポンチョは秋に買うと一番長く使えるので、値引きを待つより9〜10月に買って半年使い倒すほうが得だと思っています。種類の違いは着替えグッズ比較を見てください。

代用品でしのぐ、という選択肢

「今年は防寒小物にお金をかけたくない」という年もありますよね。そんなときは、インナーや上がった後の防寒だけをワークマンなどの作業着ブランドで代用する手があります。海の中で使うブーツやグローブはサーフ用でないと厳しいですが、行き帰りの防寒は代用が効きます。どこまで代用できるかの線引きはワークマンはサーフィンに使える?で検証しています。

品目一番高い月最安の月今冬用に買うなら目安価格(定価)
サーフブーツ 3mm12月3〜4月(2〜4割引)10月〜11月上旬6,000〜12,000円
サーフグローブ 3mm12〜1月3〜4月11月上旬(クーポン)3,000〜8,000円
ヘッドキャップ12〜1月3〜4月11月3,000〜6,000円
起毛インナー11〜12月3〜4月10月4,000〜10,000円
ポンチョ・ドライローブ10〜12月3〜4月9〜10月(長く使える)5,000〜20,000円

大型セール別の攻略|ブラックフライデー・年末年始・プライムデー・決算期

店先にサーフボードとアパレルが並ぶサーフショップ。ブラックフライデーや年末年始など大型セールの攻略
大型セールは「何でも安い」ではなく「品目ごとに当たり外れがある」。狙うものを先に決めてから当日を迎えましょう

ここからは、月ではなく「イベント」で見ていきます。ブラックフライデー、年末年始、プライムデー、楽天スーパーSALE、そしてショップの決算セール。それぞれ、サーフ用品で何が安くなって、何が安くならないかがはっきり違います。なお、各セールの日程は年によって動きます。ここに書いた時期は例年の傾向で、2026年の正式日程は各社の発表を確認してください。

ブラックフライデー(例年11月下旬)|冬物の「唯一のシーズン中セール」

ブラックフライデーは、例年11月の第4金曜が本番です。2026年は11月27日(金)がその日にあたります。ただし実際のセール期間は各社で違い、モール系は11月20日前後から先行セールが始まるのが近年の流れです。正式な日程は例年10月末〜11月上旬に発表されるので、そこで確認してください。

サーフ用品にとってブラックフライデーが特別なのは、「冬物がシーズン中に安くなる唯一の機会」だからです。本来、11月下旬は冬物が一番高い月。そこに割引が入るので、既製セミドライやブーツを2〜3割引で買える可能性があります。特に海外ブランドの既製ウェットは、モールやブランド公式で動きやすい印象です。一方で、国内ブランドのオーダーや、専門店の新作はほとんど動きません。

攻略のコツは「狙うモデルとサイズを先に決めておく」こと。当日に迷っていると、人気サイズは数時間で消えます。10月中に試着してサイズを確定し、ブラックフライデーで買う。これが一番失敗しない流れです。Amazonで狙いやすいサーフ用品はAmazonブラックフライデーで買うべきサーフィン用品にまとめています。

年末年始(12月下旬〜1月上旬)|「福袋」と「初売り」で当たり外れが大きい

年末年始は、モールの「大感謝祭」や「初売り」、ショップの「福袋」が重なります。サーフ用品で狙えるのは、ウェアやアクセサリー類の詰め合わせ福袋と、冬物の「年末在庫一掃」です。一方でセミドライやブーツは、12月下旬時点で人気サイズがすでに薄く、セールに出るのは残りサイズが中心。この時期は「サイズが合えば買い」で、合わなければ2〜3月の最終処分を待つほうが賢明です。

プライムデー(例年7月)・プライム感謝祭(例年10月)|夏物と小物の補充に

Amazonのプライムデーは例年7月。プライム感謝祭は例年10月に開催されています。サーフ用品で見ると、7月は夏の消耗品と小物の補充に向いています。ラッシュガード、日焼け止め、ワックス、リーシュ、ボードケースあたりです。10月の感謝祭は、ポンチョやインナー、ポリタンクなど「秋冬の周辺装備」を買うのにちょうどいい時期です。ウェットスーツやボードの本体が大きく安くなることは少ないので、そこには期待しすぎないでください。

楽天スーパーSALE(例年3・6・9・12月)と買い回り|小物は「割引」より「ポイント」で稼ぐ

ワックス、リーシュ、フィン、デッキパッドといった小物は、そもそも値引きがほとんどありません。単価が低く、利益も薄いからです。だから小物は、割引を待つより「ポイント倍率が上がる日」にまとめて買うのが効率的。楽天スーパーSALEは例年3・6・9・12月の年4回、お買い物マラソンは毎月のように開催されています。複数ショップで買い回ると倍率が上がるので、小物を5点まとめれば実質1〜2割戻ってくる計算になります。ワックスは水温で種類が変わるので、水温別のワックスの使い分けを見て次のシーズン分まで買っておくとムダがありません。

ショップの決算セール(2〜3月/8〜9月)|ボードの本命はここ

実店舗の専門店が一番本気で値引きするのは、決算期です。多くのサーフショップは2〜3月か8〜9月に決算を迎え、その前に在庫を減らします。特にサーフボードは、この時期に「展示品」「前年入荷分」「キャンセル品」が1〜3割引で出てきます。ネットにはあまり載らず、店頭の値札と店員さんの一言で決まることが多いので、通っている店があるなら「決算いつですか?」と聞いてみてください。案外、教えてくれます。

セール例年の時期サーフ用品で狙えるもの期待しないほうがいいもの
ブラックフライデー11月下旬(2026年は11/27が本番日)海外ブランド既製ウェット、ブーツ、ウェア国内オーダー、専門店の新作
年末年始・初売り12月下旬〜1月上旬福袋、冬物の残りサイズ人気サイズのセミドライ
プライムデー7月ラッシュガード、日焼け止め、小物ウェット本体、ボード
プライム感謝祭10月ポンチョ、インナー、ポリタンクウェット本体、ボード
楽天スーパーSALE・マラソン3・6・9・12月/毎月小物のまとめ買い(ポイント)大幅値引き
ショップ決算セール2〜3月/8〜9月サーフボード、展示品、前年入荷分新作、オーダー

「安いから買う」で失敗する3パターン

ここまで「安い月」を並べてきましたが、正直に言うと、安い月に買って後悔した経験もたくさんあります。セールで一番怖いのは、値段ではなく「判断が雑になること」。ぼくらがやらかした3つのパターンを書いておきます。同じ穴に落ちないでください。

パターン1|サイズが「惜しい」のに買う

冬物の最終処分でセミドライが4割引。でもサイズはひとつ大きいL。「インナーを着れば大丈夫」と自分に言い聞かせて買う。これが一番多い失敗です。ウェットはサイズが1つ違うだけで、首と背中から水が入ります。入った水が体温を奪って、結局「暖かいはずのセミドライで寒い」という最悪の結果になる。4割引でも、着ない4万円は4万円の損です。サイズが合わないなら、値引き率がいくつでも見送ってください。

パターン2|「今年の冬に使う」つもりで3月に買って、翌冬に合わない

3〜4月の処分で来季用のブーツを買う。これ自体は正しい戦略です。ただ、翌冬までの8か月で、状況が変わることがあります。板をロングに変えてブーツの厚さの好みが変わった。通うポイントが変わって必要な厚さが変わった。体重が変わってウェットのサイズが変わった。特にウェットは、8か月後の体型を読み切れません。

対策はシンプルで、来季用に買うのは「体型やスタイルに左右されにくいもの」に絞ること。ヘッドキャップ、ポンチョ、インナー、ワックス、リーシュはOK。ウェットスーツ本体とブーツは、来季用でも「余裕がある」くらいの価格差でなければ見送る。この線引きだけで、処分セールの失敗はかなり減ります。

パターン3|「安い」を理由に必要のないものを増やす

ブラックフライデーで、使う予定のない5mmブーツを「安いから」と買う。楽天マラソンで、ポイント目当てに3つ目のリーシュを買う。処分セールで、乗る予定のない2本目のボードを「この価格なら」と買う。全部、経験があります。そして全部、玄関に置かれたまま次のシーズンを迎えました。

必要なものの「安い月」を待つのがカレンダーの使い方であって、安いものを「必要」に変えるのは逆です。とくにサーフボードは、置き場所と車への積み込みという物理的なコストもかかります。セールの前に「今シーズン本当に足りないもの」を3つまで書き出しておく。その3つ以外は、どれだけ安くても買わない。地味ですが、これが一番効きます。

それでも迷ったら「実コスト」で考える

最後に、判断の物差しをひとつ。安く買ったものが「1シーズンに何回使えるか」で割り算してみてください。3割引のセミドライでも、サイズが惜しくて5回しか着なければ1回あたり1万円。定価でも毎週着て30回入れば、1回あたり2,300円。どちらが「安い買い物」かは、値札ではなく使う回数で決まります。この視点を持つだけで、セールの日に冷静でいられるはずです。

よくある質問(FAQ)

最後に、買い時について毎年のように聞かれる質問をまとめました。

Q1. サーフィン用品が一番安くなるのは何月ですか?

品目で違います。冬用ウェットとブーツ・グローブは2〜3月の最終処分が最安で、2〜3割引が目安。夏用のスプリングやタッパーは9〜10月の夏物処分。サーフボードは需要が落ちる1〜2月と、夏の在庫整理が入る9〜10月に値引きが出ます。「必要になる月」はどの品目も一番高い月なので、前のシーズンの終わりに次の分を買うのが基本です。

Q2. ブラックフライデーでサーフィン用品は本当に安くなりますか?

海外ブランドの既製ウェット、ブーツ、ウェア類は2〜3割引になることがあり、冬物がシーズン中に安くなる数少ない機会です。一方で国内ブランドのオーダーや専門店の新作はほとんど動きません。例年11月下旬が本番で、モール系は11月20日前後から先行セールが始まる傾向です。狙うモデルとサイズを10月中に決めておくと、当日に迷わず買えます。

Q3. 型落ちのウェットスーツは性能が落ちますか?

ほとんど落ちません。ウェットの素材や縫製は、年ごとに大きく変わるものではないからです。前年モデルと当年モデルの違いは、色やロゴ、細かな仕様変更程度のことが多いです。注意すべきは性能より保管状態で、店頭で長く吊られていたものは肩が伸びていることがあります。試着して首や手首の密着を確認できれば、型落ちは最もコスパの良い選択肢のひとつです。

Q4. 中古と型落ち、どちらがお得ですか?

価格だけなら中古が安く、新品の3〜5割が相場です。ただし中古は劣化や臭い、修理歴が読みにくく、当たり外れが大きい。型落ち新品は2〜3割引と割引率は小さいものの、状態が確実で保証も付きます。初めての1着や冬用のセミドライは型落ち新品、夏用の薄いウェットや2着目は中古、という使い分けが現実的です。

Q5. 初心者は安い時期を待ってから始めるべきですか?

待たないほうがいいです。始めたい時期に始めることが、上達にも継続にも一番効きます。価格を抑えたいなら、時期ではなく「種類と買う場所」で下げましょう。ソフトボードや量販店のブランド、中古のウェットを組み合わせれば、セールを待たなくても予算内に収まります。2本目のボードや2着目のウェットからは、この記事のカレンダーで待つ価値が出てきます。

Q6. オーダーのウェットスーツにも安くなる時期はありますか?

処分セールはありませんが、「早期オーダー割引」があります。冬物は8〜9月、夏物は4〜5月に、1〜2割引や特典付きで受け付けるショップやブランドが多いです。納期が3〜6週間、繁忙期は8週間かかることを考えると、割引と納期の両面で冬用は9月までの注文が正解です。12月に注文すると、届くのは一番寒い時期を過ぎた頃になります。

まとめ

サーフィン用品のセール時期は、品目ごとにバラバラです。だからこそ、一枚のカレンダーにしておく価値があります。要点を整理します。

  1. 安いのは「シーズンが終わる月」、高いのは「必要になる月」。冬物は2〜3月、夏物は9〜10月が最安
  2. ウェットの冬物は2〜3月の処分、オーダーは8〜9月の早期割引と納期で決める
  3. サーフボードは1〜2月の在庫処分と決算、中古は9〜10月の「夏組の手放し」が狙い目
  4. ブーツ・グローブは12月が一番高くて一番ない。10月に買うか、3〜4月に来季分を買う
  5. ブラックフライデーは冬物がシーズン中に安くなる唯一の機会。狙うモデルとサイズを先に決める
  6. 小物は値引きよりポイント倍率。楽天スーパーSALEやマラソンでまとめ買い
  7. サイズが惜しいものと、必要のないものは、どれだけ安くても買わない

この記事は、当サイトのアイテム記事の「上流」に置くつもりで書きました。買う場所で迷ったらウェットスーツはどこで買う?とサーフボードはどこで買う?へ。予算全体を組みたいならサーフィンの初期費用と予算別4プランへ。この3本と組み合わせれば、「いつ・どこで・いくらで」が全部つながります。

セールは追いかけるものではなく、予定に組み込むもの。来シーズンの分は、今シーズンの終わりに。そのぶん浮いたお金で、ガソリンを入れて、いつもより1本遠いポイントまで走りましょう。海で会えるのを楽しみにしています。

サーファー専用LINEスタンプ誕生

サーファー必見のLINEスタンプが発売中!くすっと笑えて、日常にも使えるスタンプをこの機会に是非!

施設で切れすぎたから、自分たちで作った。citywave CORE LEASH

東京の人工サーフィン施設 citywave Tokyo では、強い水流で貸出用リーシュが頻繁に切れることが現場の悩みでした。そこで工場と直接やり取りし、施設の波・海・車での牽引テストを重ねて作ったのが CORE LEASH(6ft/7mm)です。

まず、この映像を見てください。

サーファーなら驚くテスト方法ですが、更には車で引っ張るテストまで…!

スタッフ内にもサーファーがいることから、citywaveだけでなく、海でも動きやすく、安全性の高いリーシュを作ろうと、デザイン、太さ、安全性を徹底的に追求して誕生しました。7mmレギュラー径・6ft・ダブルスイベル。初中級者の1本目や、台風シーズン前の交換用に。

仁
リーシュは安全のために1年に1回は交換しよう!台風シーズン前の今がちょうどいいタイミングだ!

4,980円(税込・送料無料)。公式ECのほか、Amazon(プライム対応)でも購入できます。
※Waves読者向けクーポン「7th-wave-100-2」は2026年9月30日で終了します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サーフィンにハマって海の近くに移住しちゃった女の子。効率良く楽しくサーフィンするために情報集めるサーフィンマニア。

目次