サーフィン用タオルの選び方|速乾マイクロファイバー比較

サーフィン用の速乾タオルとビーチの夏のイメージ

海から上がって、ふと「あれ、タオルどこやった?」。バッグの底から引っぱり出したのは、まだ前回のが半乾きでなんだか塩くさい…。サーフィンを続けていると、タオル選びって地味に大事だなと気づきますよね。

体を拭くだけじゃありません。砂を落とす、髪の水気を取る、着替えで体に巻く、ボードや道具の水滴を拭く…。サーフィンのタオルは一枚で何役もこなします。だからこそ「何を選べばいいの?」と迷う人が多いんです。

この記事では、マイクロファイバーやセームといった素材の違いから、吸水性・速乾性・サイズで見る選び方、用途別のベストな一枚、そしてお着替えポンチョとの使い分けまで、初心者の方にもわかるように整理します。読み終わる頃には、自分にぴったりの一枚が見えてくるはずですよ。

目次

この記事の目次

  • サーフィンに使うタオルの主な種類
  • サーフィン用タオルの選び方5つのポイント
  • 用途別に見る、ベストなタオルの選び方
  • お着替えポンチョとの上手な使い分け
  • 塩・砂・臭いに強くするメンテナンス術
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ

サーフィンに使うタオルの主な種類

マイクロファイバーなどタオルの種類を比較する
素材によって吸水力・乾きの速さ・肌触りが変わる。まずは種類を知ろう

ひと口に「タオル」と言っても、サーフィンで使われる素材は大きく4タイプ。それぞれ得意・不得意がはっきりしています。まずはこの違いを押さえると、選び方がぐっと楽になりますよ。

マイクロファイバー:速乾と軽さのバランス型

サーフィンで一番人気なのがマイクロファイバーです。極細の化学繊維でできていて、コットンの2〜3倍の速さで乾くと言われます。軽くてかさばらず、洗濯機でガンガン洗える耐久性も魅力。海上がりの体拭きから道具の水滴取りまで、オールラウンドにこなせる万能選手です。

注意点は、化学繊維なので熱に弱いこと。乾燥機の高温は縮みや劣化の原因になるので、基本は陰干しがおすすめです。迷ったらまずマイクロファイバー、と覚えておけば失敗しにくいですよ。

セームタオル(PVA):絞ればまた使える吸水特化型

セームタオルは、PVA(ポリビニルアルコール)という素材を使った吸水特化タイプ。水をぐんぐん吸い、絞ればまたすぐ吸えるのが最大の強みです。1日に何度も海に入る人や、とにかくコンパクトにしたい人に向いています。

ただ、肌触りは少し硬めで、乾くとカチカチになるタイプも。体をふわっと包む用途より、「水分をすばやく吸い取る道具」として割り切ると相性がいいです。サブのタオルとして1枚持っておくと重宝します。

コットン(綿):肌触り重視の安心素材

使い慣れたコットンも、もちろん選択肢です。ふんわりした肌触りと、しっかりした吸水力が魅力。家にあるバスタオルをそのまま使える手軽さもありますよね。冬の冷えた体を包むなら、厚手のコットンの安心感は格別です。

弱点は、乾くのが遅いことと、濡れると重くかさばること。夏に何度も入る日や、荷物を減らしたいトリップでは、速乾素材に軍配が上がります。シーンで使い分けるのが正解です。

タオルポンチョ:着替えと体拭きの一体型

かぶるだけで体を隠しながら拭ける、着替え一体型がタオルポンチョです。ビーチに更衣室がない場所でも、人目を気にせず着替えられるのが最大のメリット。素材はコットンやマイクロファイバーなどさまざまです。一枚は持っておきたい、サーファーの定番アイテムですね。詳しくはお着替えポンチョおすすめ|選び方と人気モデル徹底比較でも紹介しています。

サーフィン用タオルの選び方5つのポイント

海上がりに速乾タオルで体を拭くサーファー
毎回使うものだからこそ、5つのポイントで自分に合う一枚を選びたい

種類がわかったら、次は具体的な選び方です。サーフィン用タオルは、次の5つのポイントで見比べると失敗しません。ひとつずつチェックしていきましょう。

①吸水性:体も道具も一気に拭けるか

まず大事なのが吸水力です。サーフィンでは体だけでなく、髪やボード、足についた砂まで拭き取ります。吸水力が低いと何度も拭き直すことになり、タオルがすぐびしょびしょに。マイクロファイバーやセームのような、吸水性の高い素材を選ぶのが基本です。

②速乾性:次のセッションまでに乾くか

意外と見落としがちなのが速乾性です。午前と午後で2回入るような日は、1回目に使ったタオルが乾いていないと、2回目は冷たく湿ったタオルで拭くハメに。マイクロファイバーなら、車の中やフックに掛けておくだけでかなり乾きます。何度も入る人ほど、速乾性を重視しましょう。

③サイズ:大きめが正義

サイズは、ふつうのバスタオルより少し大きめがおすすめです。理由は、体を巻いて着替えたり、地面に敷いてビーチマット代わりにしたりと使い方が多いから。目安として、体に巻くなら横140cm前後あると安心です。小さいと拭くだけで終わってしまい、応用が利きません。

④携帯性:濡れてもかさばらないか

持ち運びやすさも重要です。電車サーフや旅サーフでは、濡れたタオルがバッグの中で幅を取りがち。薄手のマイクロファイバーやセームなら、濡れても小さく絞れて荷物が減ります。専用の収納ポーチが付いた製品だと、濡れたまま他の荷物と分けられて便利ですよ。防水バッグと組み合わせるのも手です。

⑤素材配合・肌触り:長く気持ちよく使えるか

マイクロファイバーを選ぶなら、素材配合もチェックポイント。吸水・拭き取り重視なら、ポリエステル80%・ナイロン20%あたりがひとつの目安です。ナイロンの比率が高いほど、しっとりなめらかな肌触りになります。毎回肌に触れるものなので、心地よさも大切にしたいですね。

ここまでの種類と選び方を、ざっくり一覧にまとめました。価格帯はあくまで一般的な目安ですが、自分の使い方と照らし合わせる材料にしてください。

種類吸水性速乾性肌触り価格帯の目安向いている人
マイクロファイバー高い非常に速いなめらか1,500〜4,000円万能に1枚欲しい人
セーム(PVA)非常に高い速いやや硬め1,000〜3,000円何度も入る・荷物を減らしたい人
コットン(綿)高い遅いふんわり1,000〜5,000円肌触り・冬の保温重視の人
タオルポンチョ中〜高素材による製品による3,000〜9,000円着替え場所に困る人
サーフィン用タオルの種類別比較(価格帯は一般的な目安)

用途別に見る、ベストなタオルの選び方

同じタオルでも、何に使うかでベストな一枚は変わります。サーフィンでの主な使い道ごとに、どんなタオルが合うかを見ていきましょう。実は「用途ごとに2枚使い分ける」のが、快適さの近道だったりします。

体・髪を拭く:吸水と肌触りのバランス重視

メインの体拭きには、吸水力と肌触りのバランスがいいマイクロファイバーの大判が最適です。髪の長い人は、別に小さめのタオルを1枚足すと、髪の水気をしっかり取れて快適。冷えやすい季節は、厚手のコットンで包み込むのも気持ちいいですよ。

砂を落とす・足を拭く:汚れてもいいサブを1枚

足や手についた砂を落とすのは、体拭き用とは別の「汚れ役」タオルがおすすめです。砂で生地が傷みやすいので、安めのマイクロファイバーやセームを割り切って使うと長持ちします。砂はポータブルシャワーでさっと流してから拭くと、タオルが砂まみれにならずにすみます。サーフィン用ポータブルシャワー完全ガイドもあわせてどうぞ。

ボード・道具を拭く:速乾の使い倒し用

ボードやリーシュ、ウェットの水滴を拭くなら、速乾のマイクロファイバーを1枚専用にすると便利です。道具用は体用と分けておくと、ワックスや汚れが体拭きタオルに移らず衛生的。クルマに常備しておくと、急な雨の日にも役立ちます。

車のシートを守る:大判で防水代わりに

濡れたウェットのまま運転すると、シートがびしょびしょに。大判タオルをシートに敷けば、簡易の防水カバー代わりになります。吸水力の高い大判を1枚クルマに積んでおくと安心です。車中泊スタイルなら、こうした多用途タオルの価値はさらに上がります。サーフィン車中泊の必需品も参考にしてみてください。

お着替えポンチョとの上手な使い分け

タオルとお着替えポンチョを使い分けるシーン
「拭く」はタオル、「隠して着替える」はポンチョ。役割で分けると快適

「タオルポンチョがあれば、ふつうのタオルは要らないのでは?」とよく聞かれます。結論から言うと、両方あると一番快適です。役割が少し違うんですね。

ポンチョの得意分野は「人目を隠して着替える」こと。かぶったまま下を脱いで着替えられるので、駐車場やビーチで大活躍します。一方、体の水気をしっかり拭き取ったり、髪を乾かしたり、道具を拭いたりという細かい作業は、ふつうのタオルのほうが断然やりやすいんです。

おすすめの組み合わせは、「拭く用のマイクロファイバー大判 + 着替え用のタオルポンチョ」の2枚体制。まず体をタオルでざっと拭いてから、ポンチョをかぶって着替えると、ポンチョの内側が濡れすぎず気持ちよく使えます。荷物を最小にしたい日は、ポンチョ1枚で兼用する割り切りもアリ。シーンで柔軟に選びましょう。

塩・砂・臭いに強くするメンテナンス術

使用後のタオルを風通し良く干してメンテナンスする
海水と砂を使うタオルは、家のタオルよりこまめなケアが長持ちのコツ

サーフィンのタオルは、海水の塩分と砂にさらされる過酷な使われ方。家のタオルと同じ扱いだと、すぐにゴワゴワ&生乾き臭の原因になります。ちょっとした手入れで寿命も快適さも大きく変わるので、コツを押さえておきましょう。

使ったらできるだけ早く乾かす

臭いの最大の原因は、濡れたまま放置すること。海から帰ったら、濡れタオルをバッグに入れっぱなしにせず、なるべく早く広げて乾かしましょう。車のシートや窓に掛けておくだけでも違います。速乾素材なら、帰り道でほぼ乾くこともありますよ。

塩と砂はまず真水で流す

塩分が残ると、生地が湿気を吸いやすくなって乾きにくくなります。帰宅後は、洗濯前に真水でさっとすすいで塩と砂を落とすのがおすすめ。砂が繊維に残ると傷みの原因にもなるので、軽く振ってから洗うと長持ちします。

柔軟剤は控えめ、乾燥機は避ける

マイクロファイバーやセームは、柔軟剤を使うと吸水力が落ちることがあります。基本は洗剤のみでOK。また化学繊維は熱に弱いので、乾燥機の高温は避け、風通しのいい日陰で干すのが鉄則です。どうしても臭いが気になるときだけ、酸素系漂白剤でつけ置きするとリセットできます。

初心者がやりがちなタオル選びの失敗と対策

最後に、最初のうちにやりがちな「タオルあるある失敗」を3つ紹介します。先に知っておけば、無駄な買い直しを防げますよ。

家のバスタオルを1枚だけで済ませてしまう

一番多いのが、家の綿バスタオルを1枚だけ持っていくパターン。最初の1回は拭けても、すぐ吸水力を超えてびしょびしょになり、しかも乾きが遅くて夏は生乾き臭の元に。まずは速乾の大判を専用に1枚そろえるだけで、快適さが見違えます。

体用と道具用・砂用を分けていない

体を拭いたタオルでそのまま砂やボードを拭くと、生地がすぐ傷み、ワックス汚れも体に移ってしまいます。安めのサブを1枚「汚れ役」として用意するだけで、メインのタオルが長持ちします。たった数百円の差で、結果的に節約になるんです。

小さいサイズを選んでしまう

コンパクトさだけで小型を選ぶと、体に巻けず着替えで困ったり、ビーチマット代わりに使えなかったりします。メインは大きめ、サブは小型、と役割で分けるのが正解。最初の1枚は応用の利く大判を選んでおくと、後悔しません。

よくある質問(FAQ)

サーフィンのタオルはマイクロファイバーと綿、どっちがいいですか?

夏に何度も入る・荷物を減らしたいならマイクロファイバーが断然おすすめです。コットンの2〜3倍の速さで乾き、軽くてかさばりません。一方、肌触りのよさや冬の保温を重視するならコットンも有力。理想は両方を用途で使い分けることですが、最初の1枚に迷ったら速乾性の高いマイクロファイバーを選んでおくと失敗しにくいです。

サーフィン用タオルのサイズはどれくらいが目安ですか?

ふつうのバスタオルより少し大きめがおすすめです。体に巻いて着替えたり、地面に敷いたりと使い方が多いので、体に巻くなら横140cm前後あると安心。逆に砂落としや道具拭き用のサブには、小さめで速乾のものが扱いやすいです。メインは大判、サブは小型、と使い分けると快適ですよ。

セームタオルとマイクロファイバーは何が違いますか?

セームタオル(PVA素材)は吸水特化型で、水をぐんぐん吸い、絞ればまたすぐ吸えるのが強みです。とてもコンパクトになりますが、肌触りはやや硬めで乾くと固くなるタイプも。マイクロファイバーは吸水・速乾・肌触りのバランス型で、体拭きなど万能に使えます。包まれる心地よさ重視ならマイクロファイバー、水分を素早く取る道具として使うならセーム、と考えると選びやすいです。

タオルポンチョがあれば普通のタオルは不要ですか?

両方あるのが理想です。ポンチョは「人目を隠して着替える」のが得意ですが、体の水気をしっかり拭いたり、髪を乾かしたり、道具を拭いたりという細かい作業はふつうのタオルのほうが向いています。おすすめは、拭く用のマイクロファイバー大判と着替え用ポンチョの2枚体制。荷物を最小にしたい日だけポンチョ1枚で兼用する、という使い方が現実的です。

タオルの生乾き臭を防ぐにはどうすればいいですか?

濡れたまま放置しないのが一番のポイントです。海から帰ったらバッグに入れっぱなしにせず、すぐ広げて乾かしましょう。帰宅後は真水で塩と砂をすすいでから洗濯し、風通しのいい日陰で早めに乾かします。それでも臭いが取れないときは、酸素系漂白剤でつけ置きするとリセットできます。柔軟剤は吸水力を落とすので控えめに。

サーフィン用タオルの予算はどれくらい見ればいいですか?

マイクロファイバーやセームの速乾タオルなら、1,000〜4,000円ほどが一般的な目安です。着替え一体型のタオルポンチョは3,000〜9,000円ほどと幅があります。まずは万能なマイクロファイバー大判を1枚そろえ、使い方が固まってきたら用途別にサブを足していくと、無駄なく快適な体制が作れます。

まとめ

自分に合うサーフィン用タオルが見えてきたでしょうか。最後に、選び方のポイントを整理しておきます。

  1. 迷ったら万能な「マイクロファイバーの大判」を最初の1枚に。
  2. 選ぶ基準は、吸水性・速乾性・サイズ・携帯性・素材配合の5つ。
  3. サイズは大きめ(巻くなら横140cm前後)が応用が利く。
  4. 体拭き・砂落とし・道具用と、用途で2枚使い分けると快適。
  5. 着替えはタオルポンチョ、拭くのはタオル、と役割で組み合わせる。
  6. 使ったら早く乾かし、塩と砂は真水で流す。柔軟剤と乾燥機は控える。

着替えとの合わせ技を深めたいときはお着替えポンチョおすすめ|選び方と人気モデル徹底比較を、砂落としを快適にしたいときはサーフィン用ポータブルシャワー完全ガイドを、海まわりの便利グッズをまとめて知りたいときは買ってよかった便利グッズBEST7もあわせてどうぞ。

タオルは地味なアイテムですが、海上がりの快適さを大きく左右する名脇役です。自分の入り方に合った一枚が見つかれば、サーフィン後の時間がぐっと心地よくなりますよ。次の海では、ぜひお気に入りのタオルで気持ちよく締めくくってくださいね。

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この記事を書いた人

サーフィンにハマって海の近くに移住しちゃった女の子。効率良く楽しくサーフィンするために情報集めるサーフィンマニア。

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